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虹色の曲線がエレガントな遊色アンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)/【an1321】
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直径4.7センチ、光沢ある輝きを有する遊色アンモナイトが登場しました。
全体が虹色の遊色を見せる本標本は、クレオニセラスというアンモナイトです。およそ1億2000万年前、白亜紀に生息していた頭足類の化石となります。アンモナイトは白亜紀末に地球から姿を消したので、現生では見ることが出来ません。
光るアンモナイトがこのように輝くのは理由があります。アンモナイトの殻表面に、アラゴナイト層とキチン層と呼ばれる層があり、この薄い層が交互に重なっていることが条件となります。厚みの異なる多重構造に特定の光が集まり、強め合うことで、赤や黄色、緑色など、さまざまな色に分光します。詳しくは、コラム「光るアンモナイトはなぜ「光る」のか?」をご覧ください。
手との比較です。4.6センチありますので、サイズとしては大きすぎず小さすぎず、といったところでしょうか。手の平で鑑賞するには十分の大きさ。
質の高さが伺える、これぞ虹色。
反対側も鮮やかな色が表れています。
写真は一瞬を切り取るので、あくまで一角度からの色合いです。同じ標本でも光のあたる角度が変われば、色合いは変化していきます。さっきまで緑色だった箇所が、今度は黄色に…といった変化が見られるのです。これは、お手にした方のみ感じられる変化です。
それにしても、カラフルな配色を見せるアンモナイトです。遊色アンモナイトの自然美を楽しんでいただきたいという思いから、サービスプライスにてご提案しています。
商品スペック
商品ID | an1321 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 虹色の曲線がエレガントな遊色アンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径4.7cm |
商品解説 | 虹色の曲線がエレガントな遊色アンモナイト、クレオニセラスCleoniceras)です。 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。