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肋模様から流れる光に見とれます・・・。厚みのある白亜紀の光るアンモナイト(Ammonite)/【an1305】
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白亜紀、約1置2000万年の光るアンモナイトをご紹介します。ご覧の通り虹色の遊色効果を示すカラフルな標本です。
反対面も緑色を中心に輝きます。
直径4.5センチ。厚みが結構あるタイプで、同種と比べると重みがより感じられます。
本標本は肋の深いタイプですので、殻表面はかなり凹凸感があります。この波打つ肋の間から光が溢れるように遊色します。
主張のある強い輝き。しばし時間を忘れて見入ってしまいます。
アンモナイトは恐竜時代の終わりとともに、白亜紀末に絶滅して地球上から姿を消しました。彼らは現生のイカやタコなどと同じ「頭足類」に分類されている海に生きる生物で、世界中に存在していました。
アンモナイトの名産地は世界中で沢山あるものの、マダガスカルは比較的近代になってその存在を知られるようになりました。
マダガスカルのアンモナイトについては、フランスの陸軍将官であったモーリス・コリニョン氏が深く関わっています。彼は、1930年台から約40年間、マダガスカルアンモナイトの研究を自らの軍隊を用いてコレクションさせ、沢山の新種を発表しています。
アフリカ大陸の南東部に浮かぶマダガスカルは、世界で4番目に大きな島です。ここ中生代の時代は海面下にあり、白亜紀には、アフリカ大陸やインド亜大陸から離れていったと考えられています。現在アフリカ大陸やインドで、マダガスカル産と同種や同属の化石が存在するのは、このような地形の変化に因るものと考えられています。
この輝きは数千万年かけて、アンモナイトと地層が育んだものです。光るアンモナイトがなぜ光るのかについては、コラム「光るアンモナイトはなぜ「光る」のか?」をご覧ください。
スタンド付きでお届けします。スタンドを用いて展示もよし、手元に置いて輝きを楽しんでもなお良しの、マダガスカルが誇る良質アンモナイトのご紹介でした。
商品スペック
商品ID | an1305 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 肋模様から流れる光に見とれます・・・。厚みのある白亜紀の光るアンモナイト(Ammonite) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径4.5cm |
商品解説 | 肋模様から流れる光に見とれます・・・。厚みのある白亜紀の光るアンモナイト(Ammonite) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。