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殻のど真ん中を貫く連室細菅が凄すぎる!白亜紀のオウムガイの化石。美品!/【an1296】
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いかにもオウムガイ、どう見てもオウムガイ。典型的なオウムガイの化石です。一般的な白亜紀のアンモナイトと比べて、明らかな密巻きで、縫合線が逆向き。ちなみに、オウムガイとアンモナイトの見分け方は、コラム「化石からアンモナイトとオウムガイを見分ける方法」を御覧ください。
この標本の特長は、なんといっても、見事な連室細管の存在。写真中央の穴が連室細管です。人工的に取り付けたのでは?と思うほど、あまりにも見事な穴です。連室細管とは、殻の内部にある独立した小部屋を貫いる細い穴で、海水やガスなどを流出入させることができたと考えられています。海水を注入すれば沈み、ガスを注入すれば浮く、というわけです。
それにしてもきれいな標本です。欠けたところがありません。マダガスカル産のオウムガイの化石としてはややライトな色調も味わい深いです。
オウムガイは開口部が大きいことでもアンモナイトと見分けがつきます。アンモナイトより大きな軟体部が収まったいたのでしょうか。
殻の表面の光沢が美しい。全身を撮影しましたので、じっくりご覧ください。
100円玉との比較。いかがだったでしょうか?パーフェクトと申し上げて良い、高品位のオウムガイの化石です。中央を貫く連室細管は必見です!
商品スペック
商品ID | an1296 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 殻のど真ん中を貫く連室細菅が凄すぎる!白亜紀のオウムガイの化石。美品! |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径4.8cm 厚2.8cm |
商品解説 | 殻のど真ん中を貫く連室細菅が凄すぎる!白亜紀のオウムガイの化石。美品! |
オウムガイとは?
名前の由来
外観がオウムのくちばしに見えることから。英名はノーチラス(Nautilus)で、ギリシャ語の水夫に由来。
生きた化石
4億5000万年前~5億年前に誕生し、それから現在までほとんど進化していない。
眼
外側が平らになった独特の形をもつ。タコやイカのカメラ眼とは異なりレンズの構造がないため、視力はよくない。
食性
90本ほどの触手をもち、それぞれにあるシワに付着させる。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。