- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- アンモライトの化石販売
- 二石タイプ!アンモライトを使ったペンダントトップ(スターリングシルバー製、2種類のチェーン、高級ジュエリーケース付)
二石タイプ!アンモライトを使ったペンダントトップ(スターリングシルバー製、2種類のチェーン、高級ジュエリーケース付)/【al208】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
こちらはアンモライトを使ったペンダントトップです。アンモライトは1981年に世界宝石協会によって正式に宝石として認められた、正真正銘の「宝石」です。もとはプラセンチセラスというアンモナイトの殻の表層部のため、生物起源の宝石として有名です。生物起源の宝石としては、ほかに真珠、琥珀などがあります。
こちらは2つのアンモライトが連結したタイプです。金属枠はスターリングシルバー製です。925シルバーは銀の含有率が92.5%で残りは強度を高めるために銅やアルミニウムなどで構成された合金です。銀の美しさを維持しながら強度を高めています。楽器フルートの素材として使われる高級品です。
2つのアンモライトは金具によりしっかり固定されています。
この写真ではグリーンとレッド、両方が黒い海に浮かぶのように輝いています。
革紐だとまた雰囲気が変わりますね。こちらの角度では、ややレッドが優勢に。
少し角度を変えるとグリーンが優勢になりました。光の干渉(かんしょう)により、アンモナイトの殻が様々な色に輝きます。この現象をイリデッセンス(iridescence)と言います。イリデッセンス(iridescence)を起こす化石はアンモライトに限ったことではありませんが、最も美しく濃く輝くのはアンモライトでしょう。こちらに光るアンモナイト全般について、解説したページがあります。ぜひご覧ください。”光るアンモナイトはなぜ「光る」のか?”
美しく光るアンモ「ナ」イトのことをまとめてアンモ「ラ」イトと考えている人がまれにいますが、それは誤りです。アンモ「ラ」イトとはロッキー山脈東斜面から採集されるアンモナイト、プラセンチセラスの殻に起源を持つものだけを指しています。それ以外の地域から採集されたアンモナイトをアンライトと呼ぶことはありません。
地味ながら美しい光沢を放つスターリングシルバーは派手な色を放つアンモライトの金属枠にぴったりですね。
サイズがあるため、服装を選びますが、クラシックスタイルからカジュアルまで以外にどれでも合ってしまうのがアンモライトの面白いところ。キラキラ光るのと色が変化するので、クラッシクな印象になりすぎないのが良いところです。
裏面はアンモライトの母岩である頁岩が見えています。きめ細かいきれいな岩質です。
光が強く当たると、奥から光が燃え上がってくるように輝き出します。
100円玉との比較。サイズ(縦幅)があるものの、上品で美しいフォルムをしています。革紐、シルバーチェーンの2種類をおつけします。
商品スペック
商品ID | al208 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 二石タイプ!アンモライトを使ったペンダントトップ(スターリングシルバー製、2種類のチェーン、高級ジュエリーケース付) |
産地 | Albert, Canada |
サイズ | アンモライト本体3.9cm×1.2cm 金具含むペンダントトップ全体5cm×1.2cm×厚0.5cm |
商品解説 | 二石タイプ!アンモライトを使ったペンダントトップ(スターリングシルバー製、2種類のチェーン、高級ジュエリーケース付) |
アンモライトとは?
アンモナイトの中で、特に虹色に光り輝く化石を「アンモライト」と言います。1981年にCIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石に認定されました。
世界で唯一、カナダだけ
アンモライトは、カナダのアルバータ州でしか産出されません。この採掘場だけ、圧力・温度・周りの岩石の成分が最高のバランスを保ちアンモナイトを1億年かけて虹色に輝かせました。
薄い・もろい・少ない、だから価値がある!
アンモライトの殻は数mm程度でもろく、無損傷の感全体は数十万~数百万円で取引されています。価値はもちろんサイズと遊色度合いに依存します。原石のカケラや、カケラを加工した装飾品が一般に市場に出ています。
地球がつくった最高傑作
アンモライトは見る角度を変えると様々な色に光ります。これを遊色と言います。1億年の歳月を感じながら手にとって眺めていると時間の経つのも忘れてしまいます。
アンモライトをつくった大自然、アルバータ州の国立公園
アルバータ地方でのアモンライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
さらに詳しいアンモライトのこと
白亜紀後期のカンパニアン紀、北アメリカ大陸のベアパウ層とよばれる地層で保存された、光輝くアンモナイトのことを「アンモライト」と呼びます。
どこで採れる?
アンモナイトが数千万年の時を経て宝石化したものを、人々は特別に「アンモライト」と名付けたのは、そう昔のことではありません。古代の世界中の海にアンモナイトは存在すれど、アンモライトと呼べる石は、北米のBeapaw層だけで見つかっているごくかぎられたアンモナイト化石です。ベアパウ(Beapaw)層は、カナダ西部のアルバータ州とアルバータ州の東側に位置するサスカチュワン州を経て、さらに南に下ったアメリカのモンタナ州に至る地層です。この地層だけに、宝石の輝きをもつアンモライトが眠っています。
なぜアンモライトはできた?
ロッキー山脈が走る北米大陸の内陸部にあたるベアパウ層からなぜ、海中生物であるアンモナイト(のちにアンモライト)が発見されるのでしょうか?それは、白亜紀当時、北米大陸には内陸に内海が存在したからです。西部内陸海道(WesternInteriorSeaway)と名付けられた内海は、白亜紀中期から後期、海進により、ロッキー山脈を境界にして大陸を東と西に二分する巨大な海でした。東をアパラチア(Appalachia)大陸、西をララミディア(Laramidia)大陸とよんでいます。その後、隆起によって海岸線が後退して、海の中にあった地面が陸上にあらわれてきます。いわゆる海退が起こると、アンモナイトは粘土質のベントナイトという層に堆積して埋もれることになったわけです。
アンモライトは粘土に覆われてできた
現在では、軟膏や化粧品、猫の砂にも用いられるベントナイトとよばれる粘土ですが、この粘土質に覆われたのが良かったのです。アンモライトにとっては、殻の表面のアラレ石(アラゴナイト)を変質されることなく保存でき、方解石に変わることなく、鉄やマグネシウムといった鉱物に置換することができたのです。