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カナダアルバータ州からの贈り物、澄んだグリーン色が特徴のアンモライトのリング(リング部はSterling Silver製)/【al184】
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カナダ、アルバータ州から採集されたアンモライトが、リングになって登場です。
グリーンとイエローのミックス色が眩い、美しいアンモライトリングです。アンモライトは、化石でありながら宝石登録された生物起源の宝石です。アンモライトの採掘量は政府によって厳しく管理されており、その希少性は年々増しています。
光の当たる角度によって、グリーン一色に遊色したり、あるいは他の色が出現したりと、色の変化がバラエティ豊かなリングです。何時までも眺めていたくなります。
それにしても透明感のある、美しいカラーですね。この輝きは、アンモナイトが長い年月地層に埋まっている間に、鉱物や圧力の影響を受けてうまれるものです。アンモナイトの殻表面は、厚さの異なるアラゴナイト層とキチン層とよばれる層が形成されるのですが、この多重構造に光が干渉したとき、さまざまな色に分光します。
特定の光が多重構造に集合し、強め合うことで、鮮やかな色が生まれているのですね。遊色について詳しくは、コラム「光るアンモナイトはなぜ「光る」のか?」をご覧ください。
アンモライト部分は1.1×0.5センチ。
本体部分はスクエアカットながら、角が少し丸みを帯びていますので、シャープというよりは、柔らかいエレガントな雰囲気のデザインです。リング部も、飽きのこないシンプルデザインで主役を引き立てます。。
化石でありながら、同時に宝石でもあるアンモライト。天然が持つ色の輝きをいつも手元で見ることができる、プレシャスリングです。
商品スペック
商品ID | al184 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | カナダアルバータ州からの贈り物、澄んだグリーン色が特徴のアンモライトのリング(リング部はSterling Silver製) |
産地 | Albert, Canada |
サイズ | アンモライト部分1.1cm×0.5cm リング(サイズ17号 直径18.4mm 内径57.6mm) |
商品解説 | シンプルなカットの中にも、エレガントな一面が見られるアンモライトのリング。リング部はスターリングシルバー製(sterling silver)。スターリングシルバーは、 銀を92.5パーセント(925パーミル)含み、強度を保ちつつ美しいシルバー色を最大限引き出します。ジュエリーに広く用いられるシルバーです。男女兼用。贈り物としても喜ばれます。 |
この商品を購入されたお客様のお声
アンモライトのリングを購入しました。サイズが不明だったので問い合わせをしたところいつものように迅速に丁寧に回答いただいたので決めました。角度によってグリーンの色の濃さや輝きが異なりずっと眺めていられます。またコレクションがひとつ増えました。
東京都/女性
アンモライトとは?
アンモナイトの中で、特に虹色に光り輝く化石を「アンモライト」と言います。1981年にCIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石に認定されました。
世界で唯一、カナダだけ
アンモライトは、カナダのアルバータ州でしか産出されません。この採掘場だけ、圧力・温度・周りの岩石の成分が最高のバランスを保ちアンモナイトを1億年かけて虹色に輝かせました。
薄い・もろい・少ない、だから価値がある!
アンモライトの殻は数mm程度でもろく、無損傷の感全体は数十万~数百万円で取引されています。価値はもちろんサイズと遊色度合いに依存します。原石のカケラや、カケラを加工した装飾品が一般に市場に出ています。
地球がつくった最高傑作
アンモライトは見る角度を変えると様々な色に光ります。これを遊色と言います。1億年の歳月を感じながら手にとって眺めていると時間の経つのも忘れてしまいます。
アンモライトをつくった大自然、アルバータ州の国立公園
アルバータ地方でのアモンライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
さらに詳しいアンモライトのこと
白亜紀後期のカンパニアン紀、北アメリカ大陸のベアパウ層とよばれる地層で保存された、光輝くアンモナイトのことを「アンモライト」と呼びます。
どこで採れる?
アンモナイトが数千万年の時を経て宝石化したものを、人々は特別に「アンモライト」と名付けたのは、そう昔のことではありません。古代の世界中の海にアンモナイトは存在すれど、アンモライトと呼べる石は、北米のBeapaw層だけで見つかっているごくかぎられたアンモナイト化石です。ベアパウ(Beapaw)層は、カナダ西部のアルバータ州とアルバータ州の東側に位置するサスカチュワン州を経て、さらに南に下ったアメリカのモンタナ州に至る地層です。この地層だけに、宝石の輝きをもつアンモライトが眠っています。
なぜアンモライトはできた?
ロッキー山脈が走る北米大陸の内陸部にあたるベアパウ層からなぜ、海中生物であるアンモナイト(のちにアンモライト)が発見されるのでしょうか?それは、白亜紀当時、北米大陸には内陸に内海が存在したからです。西部内陸海道(WesternInteriorSeaway)と名付けられた内海は、白亜紀中期から後期、海進により、ロッキー山脈を境界にして大陸を東と西に二分する巨大な海でした。東をアパラチア(Appalachia)大陸、西をララミディア(Laramidia)大陸とよんでいます。その後、隆起によって海岸線が後退して、海の中にあった地面が陸上にあらわれてきます。いわゆる海退が起こると、アンモナイトは粘土質のベントナイトという層に堆積して埋もれることになったわけです。
アンモライトは粘土に覆われてできた
現在では、軟膏や化粧品、猫の砂にも用いられるベントナイトとよばれる粘土ですが、この粘土質に覆われたのが良かったのです。アンモライトにとっては、殻の表面のアラレ石(アラゴナイト)を変質されることなく保存でき、方解石に変わることなく、鉄やマグネシウムといった鉱物に置換することができたのです。