ビカリア
新生代の中期頃に生息し、現在は絶滅した巻貝の一種。
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長い塔形の巻(ま)き貝で,10回ほどぐるぐると巻いている。そのかわいらしい姿から人気の化石の一つ。
ビカリア (Vicarya) の生息していた地域
熱帯~亜熱帯の汽水域に分布していて、当時は熱帯~亜熱帯気候であったと考えられている。日本でも多くの化石が見つかっている。ビカリアの化石は示準化石として有名である。
ビカリア (Vicarya)の内部が残っているのは「月のお下がり」と呼ばれる
内部がケイ酸で置換されたものを「月のおさがり」という。「おさがり」とは糞のことで、ユーモアあふれるネーミングになっている。