スミロドン
スミロドン は、新生代にアメリカ大陸に生息していたサーベルタイガーの一種です。最も遅くさかえたサーベルタイガーでもあります。体長約2m。
サーベルタイガーとは
更新世に生きたネコ科の肉食動物の内、大型の犬歯を持つものの俗称。剣歯虎。スミロドン、マカイロドゥス等などがいる。
サーベルタイガーと現生のトラとの関係は
サーベルタイガーは現生のトラとは動物分類の「科」まで同じ(トラ科)。トラはヒョウ亜科で、スミロドンはマカイロドゥス亜科となる。
スミロドンの最大の特徴のその牙
上顎から長い牙が生えており、その長さは24cmほどあった。現生のトラと比べると、比較にならないほど長い。
スミロドンは早く走れなかった?
スミロドンは前脚が後脚よりも長いため、現代のネコ科のように素早く走ることは出来なかったようである。そのため群れで狩をし、マンモスのような動きの遅い大型動物を襲い、捕食していたと考えられている。
スミロドンの絶滅
氷河期の終わりごろに出現したヒトが同じくマンモスなどを乱獲し絶滅させてしまったため狩る獲物がいなくなり、絶滅に追い込まれたと考えられている。
文・写真 Wikipediaより一部引用