シロウリガイ
シロウリガイとは、1億年以上前から生き続けている、生きた化石です。
シロウリガイ(白瓜貝)の形状
胃腸が退化しエラが発達した奇妙な形状をしています。
シロウリガイ(白瓜貝)のエネルギー生成
奇妙に発達したエラにはシロウリガイの秘密が隠されています。そのエラには硫黄バクテリアが共生しています。この硫黄バクテアリアは、硫化水素を酸化してエネルギーに変える能力があり、シロウリガイは、この硫黄バクテアリアが作り出した代謝物を食べて生きているのです。驚きですね!
シロウリガイ(白瓜貝)のサバイバル方法
シロウリガイが1億年もの長きにわたり、生き述べてきた理由は、この硫化水素に関係しています。硫化水素は人間などの動物が吸引するとたちまちしに至る猛毒なのです!シロウリガイはこの猛毒を周囲に撒き散らすことで、他の動物の侵入を防いでいるのです。
シロウリガイ(白瓜貝)の名前の由来
腹部が少しくぼみ、ユリのような形をしている点から付けられました。ユリの名前はよく使われ、他にはウミユリなどがいます。
一部引用 http://www.whoi.edu/oceanus/viewImage.do?id=5704&aid=2505