ハルキゲニア
ハルキゲニア(Hallucigenia)は、古生代カンブリア紀に地球の海に生息していた、バージェス動物群に属する生物。
ハルキゲニアの復元に失敗
腹面に生えた棘で体を支えて海底に立ち、背面にある細長い触手の先に口があって、それをのばして餌を食べたものと想像された。
澄江生物群からも近縁種の化石が発見され、それによってこの復元像が、上下と前後を逆さまにしたものであることがわかった。
ハルキゲニアは世にも珍しい形していた
現在の復元では棒状の長い胴体の、腹部に7対の細長い足と、背部に突き出た2列の棘が特徴的な、トゲトゲした外見の生物。触手と思われていたものは、節がなく柔らかな歩脚である。
ハルキゲニアは死体を食べていた
化石標本の状況から、死体を食べる腐食動物だったと考えられている。現生動物のカギムシと同じ、有爪動物門に属するものとされる。
引用 「ハルギニア」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
引用 「Hallucigenia」『Wikipedia』。URL: http://en.wikipedia.org/wiki/Hallucigenia