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アノマロカリス
アノマロカリス (Anomalocaris) は、いわゆるアノマロカリス類 (Anomalocarid) の一種であり古生代カンブリア紀に地球の海に生息していた動物。バージェス動物群の一種。
アノマロカリスは現在のどの動物群にも似ていない
カンブリア紀中に絶滅しており、現生のどの動物群とも類似していない。節足動物に分類される、と言う説もある。
アノマロカリスの名前の由来
現在ではバージェス動物群に属する代表的な動物として知られているが、触手の化石についてはそれ以外でも発見されていた。それがエビの化石と考えられたことから、「奇妙なエビ」という意味の「アノマロカリス」という名が付けられた。
アノマロカリスは当時最も巨大な動物だった
アノマロカリスはバージェス動物群の中で最も大きな動物であり、中国の澄江動物群でも体長2mの化石も確認されている事から当時の食物連鎖の頂点に立つ捕食動物であると考えられている。その一方、小型種にはプランクトンを濾して食べていたと目されているものまで多様に存在している。
アノマロカリスは、三葉虫をかじっていた!?
カンブリア紀の三葉虫でよくかじられた痕が発見されており、アノマロカリスの口器によるものとも言われているが、アノマロカリス類以外にも大型捕食動物が存在していることが確認されており疑問視する声も多い。
当時最強のアノマロカリスはなぜ絶滅したのか
アノマロカリスは当時の食物連鎖の頂点に立っていたと考えられているが、ある時期を境にその姿は全く見られなくなった。その時期には地球環境に大きな変化は無く、温暖な気候が続いていたと考えられている為、なぜアノマロカリスが突如姿を消したのか(絶滅したのか)は謎に包まれている。
引用 「アノマロカリス」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org