琥珀
琥珀(こはく)とは
コハク(琥珀、amber)とは木の樹脂が地中に埋没し、長い年月により固化した宝石である。半化石樹脂もしくは半化石の琥珀はコーパルと呼ばれる。
宝石としての琥珀(こはく)
ペンダント、ネクタイピンなどの装飾品に利用される。鉱物ではないが、硬度は鉱物にも匹敵する。色は、黄色を帯びた水あめ色のものが多い。
琥珀(こはく)の産地
カリーニングラード州、リトアニア、ポモージェ、東プロイセンなどバルト海沿岸地域が主な産地である。
ジュラシックパークで話題になった虫入りの琥珀(こはく)
琥珀は、樹脂が地中で固化してできるものである。そのため、石の内部に昆虫(ハエ、アブ、アリ、クモなど)や植物の葉などが混入しているものも珍しくない。マイクル・クライトンは小説『ジュラシックパーク(Jurassic Park)』において、琥珀に閉じ込められた蚊から恐竜の血液を採取し、その中に含まれているDNAを採取することで恐竜を蘇らせるという設定を用いた。
文・写真 Wikipediaより一部引用