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カルカロドントサウルス
カルカロドントサウルスは、北米大陸のティラノサウルスのような存在の超巨大肉食恐竜です。
カルカロドントサウルスの発見
カルカロドントサウルスは古生物学者ポール・セレノにより、1996年に発見されました。カルカロドントサウルスが発見されるまでは、最強の恐竜は、T-rexで決まりでしたが、カルカロドントサウルスの発見によって、その地位が揺るぎ始めました。
カルカロドントサウルスはティラノサウルスよりもデカかった!?
発見されたカルカロドントサウルスの頭部から推測されるには、カルカロドントサウルスはT-rexよりも大きく、全長15m近くまで成長し、体重は7tにも及びんだと考えられています。
カルカロドントサウルスの別名はアフリカンT-rex
この驚くべきサイズにより、カルカロドントサウルスはアフリカのティラノサウルスの意味で、アフリカンT-rexの別名があります。仮に、カルカロドントサウルスのほうがT-rexより先に発見されていれば、T-rexこそが、アメリン・カルカロドントサウルスとでも呼ばれていたのでしょうか。
カルカロドントサウルスの運動能力
科学者らの研究によれば、少なくとも時速30kmで走り、アフリカの大地の覇権を完全に手中に収めていたと考えられています。
カルカロドントサウルスの名前の由来
カルカロドントサウルスという名前は、まさにこの鋭い歯が現生のホオジロザメ(カルカロドン)に酷似していたことから、ホオジロザメのようなトカゲという意味で付けられました。
特徴1:カルカロドントサウルスの歯
カルカロドントサウルスの歯は特徴的で、断面が平面状かつ、薄めであり、逆に幅が非常に広いため、骨を砕いて捕食すると言うよりは、骨から肉をそぎとっていたと予測されています。狩りにおいても、豪快に叩き潰すというよりは、日本刀の切れ味ごとく、肉を切り落とし、優雅に?ハントしていたのかもしれません。
特徴2:カルカロドントサウルスの腕
T-rexは巨大な脚に対して、ひ弱な腕のアンバランスで有名ですが、カルカロドントサウルスの腕は、それとは異なり、かなり頑丈であったと考えられています。腕を使って、相手の動きを止め、鋭い歯で噛み付き、出血死させていたのでしょうか。
画像元:www.geocities.com/.../Carcharodontosaurus.htm