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北九州市立自然史・歴史博物館
世界最大級の恐竜「セイスモサウルス」の全長はなんと35メートル!!
セイスモサウルス(全身骨格)/レプリカ/爬虫類(恐竜)/SeismosaurushallorumGillette/中生代ジュラ紀後期/アメリカニューメキシコ州これまでに組み立てられた世界中の恐竜骨格の中で、最大のものの一つです。長さが35メートルもあり、その大きさと迫力には圧巻の一言!!セイスモサウルスはニューメキシコ州で発見された恐竜で、「歩くと地震が起きるぐらい大きい」というジョークで、セイスモ=地震、サウルス=トカゲ、と名付けられました。常設展に入ると目の前にすぐ迫ってきます。この大きさ実際に体感してみてください。
みんなの人気者「ティラノサウルス」
ティラノサウルス(全身骨格)/レプリカ/爬虫類(恐竜)/TyrannosaurusrexOsborn/中生代白亜紀後期/アメリカサウスダコタ州恐竜の中でも最も有名なのがティラノサウルスです。中でもこの標本は最も保存のよいティラノサウルスの雄の化石として有名なものです。体長は約12メートルあります。この標本は発見者スタンレーサクリソンの名前から「スタン」という愛称で呼ばれています。
角がかっこいい「トリケラトプス」
トリケラトプス(全身骨格)/レプリカ/爬虫類(恐竜)/TriceratopsprorsusMarsh/中生代白亜紀後期/アメリカノースダコタ州眼の上の二本の角と、鼻の上の一本の角が「トリケラトプス(三本の角のある顔)」という名前のもとになっています。植物食の恐竜で、サイ類に似た生活をしていたと考えられます。
背中の板は何のため?「ステゴサウルス」
ステゴサウルス(全身骨格)/レプリカ/爬虫類(恐竜)/StegosaurusstenopsMarsh/中生代ジュラ紀/アメリカ背中の板の役割は、体温の調節、敵の攻撃から脊椎を守るため、体を大きく見せるため、異性を引きつけるため、などのいろいろな説が出されています。尾の棘(とげ)の方向は最近の研究で上に向かず水平につき出ていることが分かりました。
翼竜の王様「プテラノドン」
プテラノドン(全身骨格)/レプリカ/爬虫類(翼竜)/PteranodonlongicepsMarsh/中生代白亜紀後期/アメリカカンサス州翼竜の中で最も有名なのがプテラノドンです。テラノドンと発音する人もいます。頭は大きいのですがたいへんに軽くできています。頭の後に突起があって、飛ぶときの頭の空気の流れがうまくゆくようになっています。くちばしには歯がありません。
マンモスと牙
マンモス(全身骨格)/レプリカ/哺乳類長鼻目/Mammuthusprimigenius(Blumenbach)/新生代第四紀更新世/ロシアシベリアマンモスの特徴は強く曲がった牙です。この牙を使って地面の土や雪をかき分けて餌を探したのでしょう。体の大きさは大きく、体の表面には長い毛が生えていました。シベリアではマンモスの冷凍死体が発見されたことがあります。雄は雌の牙と比べて太身であるのが特徴です。人気No.1の記念撮影スポット!!
世界一のマンボウの剥製。
マンボウマンボウ科/Molamola(Linnaeus)/現生/茨城県日立市会瀬漁港茨城県沖で1999年8月9日に捕獲されたもので、全長はなんと3.3メートル!!捕獲時の重さは2.5トン!!現在保存さているマンボウの標本では世界最大です。フグの仲間で、世界中の温帯から熱帯海域に生息しています。水面と深海を行き来し、深海で餌を食べているようですが、その生態はほとんど分かっていません。ちなみに下についている小マンボウも本物の剥製です。
ディプロミスタスが発見されなかったら・・・
小学生の発見をきっかけとして、山田弾薬庫跡地で世界最古のニシン科魚類化石ディプロミスタスが発掘されました。自然史博物館建設のきっかけとなった大変貴重な化石標本を展示したコーナーです。このディプロミスタスが発見されなければ、この博物館もなかったかもしれません・・・。
カエルのコーナー(ポケットミュージアム6)
このコーナーでは、北九州市内でみられるカエルを生きたまま飼育展示しています。化石や剥製、岩石といった、今や命のないものがたくさん展示されているこの博物館のなかで、かわいい生きたカエルを見て、ホット一息ついて下さい。そのほかにも、山田緑地で発見された過剰肢(腕や脚の本数が多い奇形かえる)のヤマアカガエルの標本展示と解説があります。この過剰肢は、弾薬庫から洩れた火薬(TNT火薬)が原因とも言われていますが、まだはっきりとはわかっておりません。当館では他の研究機関といっしょに、その原因を調べているところです。
インフォメーション
- 〒805-0071福岡県北九州市八幡東区東田2-4-1
- Tel:093-681-1011Fax:093-661-7503E-mail:info@kmnh.jp
- 開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
- 休館日 毎年6月下旬頃(害虫駆除)年末年始