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豊橋市自然史博物館
化石を知るコーナーここでは化石のでき方や各時代を代表する化石などを紹介しています。
生物が死んだ後に化石になるためには、まず第一にそれらがうずもれることが必要です。そのあと、続成作用によって化石となっていきます。さらに、こうして化石となったものが、こわされないで保存されることも大切です。
また、地層が作られた年代を示す化石を示準(しじゅん)化石(標準化石)といいます。示準化石となる生物は限られた年代に生息し、分布範囲が広く、個体数が多いことが条件となります。三葉虫(さんようちゅう)は古生代、アンモナイトは中生代の代表的な示準化石です。
古生代展示室
古生代展示室では22の展示コーナーで、地球の誕生から約2億5千万年前までの生きものの進化をたどることができます。月からやってきた隕石、アノマロカリスで有名なバージェス動物群、ディメトロドンやオルタカントゥスなど迫力の大型標本も展示。
中生代展示室
中生代展示室は3つのジオラマ「三畳紀のハ虫類」「ジュラ紀の海」「白亜紀の景観」を中心に、恐竜たちの時代ともいわれる中生代を紹介しています。
中央のステージには、2体の恐竜アロサウルスとステゴサウルス、一段低いところには首長竜ドリコリンコプスの全身骨格レプリカが展示されています。ほかにも恐竜の卵、糞(ふん)、胃石、歯、足跡の化石やふれることのできるアメリカ産の大型のアンモナイトなど、数多くの展示物があります。
また、中生代を紹介した光と音によるファンタジックストーリー「恐竜たちの時代」が30分間隔で上映されています。
新生代展示室
新生代展示室では新生代の日本の様子を「パレオパラドキシアのいる海辺」「第四紀のゾウ狩り」の2つのジオラマで紹介しています。中央のステージには第四紀の日本を代表するナウマンゾウとヤベオオツノジカの全身骨格レプリカ、ヨーロッパにひろく分布していたホラアナグマの全身骨格などが展示され、第四紀の大型哺乳類をみることができます。また、人類の進化のコーナーでは頭骨のレプリカと復元模型を展示し、概略的な系統図をまじえて紹介しています。
インフォメーション
- 開館時間・・9:00~16:30(公園への入園は16:00まで)
- 休館日・・月曜日(月曜日が祝日又は振替休日のときは、その翌日が休館日)、12月29日~1月1日
- 料金・・総合動植物公園入園料、大人600円(480円)、小中学生100円(80円)が必要大型映像(ダイナビジョンシアター)は大人500円(400円)、小人200円(160円)が必要