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福井県立恐竜博物館
50体近くの全身骨格をはじめとする千数百点もの標本や、巨大復元ジオラマなど、恐竜の時代を中心にした古生物や地球史に関する展示がある博物館。1982年に、福井県勝山市北谷の杉山川左岸の崖で、中生代白亜紀前期のワニ類化石が発見された事が発端となり、同地で、福井県立博物館(当時)が1988年に予備調査を実施し、肉食恐竜の歯などを発見した。この調査を踏まえ、1989年から5ヵ年計画で恐竜化石調査事業に取組み、恐竜をはじめとする多数の脊椎動物の歯、骨、足跡等の化石を発見採取した。その数は、日本で発掘された恐竜化石の大部分を占め、さらに、恐竜の連続歩行の足跡化石や肉食恐竜の「かぎづめ」が国内で初めて完全な形で発見されるなど、質的にも非常に優れていた。館の建設にあたっては、元の地形を極力保存しながら、起伏を積極的に利用し、最小限の造成で施設を建設する手法とするなど、環境への影響が最小限になるよう配慮されている。
インフォメーション
- 開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
- 休館日:年末年始(毎年12月29日から1月2日)