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氷河期
氷河期は、地球の気候が長期にわたって寒冷化する期間で、極地の氷床や山地の氷河群が拡大する時代である。氷河時代とも呼ばれる。
氷河期という言葉は、南半球と北半球に氷床がある時期を意味する事が多く、この定義によれば、グリーンランドと南極に氷床が存在する現代、我々は未だ氷河期の中にいることになる。過去数百万年に関して言えば、氷河期という言葉は一般的に、北アメリカとヨーロッパ大陸に氷床が拡大した寒冷期について用いられる(アジア地域は氷床が発達せず寒冷な地帯であったらしい)。この意味で言えば、最後の氷河期は1万年前に終了したということになる。この約1万年前に終わった出来事を、文献によっては「最後の氷河期」と記載していることもあるが、科学者の多くは氷河期が終わったのではなく、氷河期の寒い時期「氷期」が終わったとし、現在を氷期と氷期の間の「間氷期」と考えている。
そのため、最終氷期終了後から現在までの期間を後氷期と呼ぶこともある。
過去地球上では、少なくとも4回の大きな氷河期があった。27億年前から23億年前頃の原生代初期に最も古い氷河期があったことが仮説として考えられている。
証拠が残っているもので一番古いのは8億年前から6億年前(原生代末期)の氷河期で、過去10億年のなかでおそらくもっとも厳しいものとされている。氷が赤道まで覆いつくしスノーボールアースを作り出したと言われている。この氷河期の終結がカンブリア爆発の原因になったと言われているが、この説はまだ新しく現在も論争の的である。その後、古生代の4億6千万年前から4億3千万年前にかけて小さな氷河期があり、同じく古生代の3億5千万年前から2億5千万年前にかけてにも氷河の拡大期があった。
一部引用 「氷河期」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org