- 化石販売の化石セブン
- なんでもキーワード集
- 専門的
- バージェス頁岩
バージェス頁岩
バージェス頁岩とは、カンブリア紀中期の約5億3000万年前に堆積した地層。1909年にカナダのブリティッシュコロンビア州でチャールズ・ウォルコットによって発見された。
軟体組織まで鮮明に保存された、それまで発見されたことのなかった動物化石が大量に出土したことで有名であり、そこから発見された動物群はバージェス動物群と称され、現在も発掘、研究が続けられる。極めて古い時代の動物化石が集中して発見される数少ない場として注目された。当初、節足動物と思われたかなり奇妙な化石小動物が、既存の分類体系に適合しないため、それをどう説明するかということで、広汎な議論を呼んだ。
グールドの『ワンダフルライフ バージェス頁岩と生物進化の物語』によって広く一般にも知られることとなった。
バージェス頁岩とほぼ同じ化石は中国の澄江(チェンジャン)でも発見され、これは澄江動物群と呼ばれている。
またオーストラリアでは、バージェス動物群よりも時代が古いと見られる、エディアカラ生物群が見つかっている。
一部引用 「バージェス頁岩」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org