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節足動物
節足動物とは、動物の分類群のひとつで、昆虫類、甲殻類、クモ類、ムカデ類など、硬い殻(外骨格)と関節を持つグループ。分類上は、節足動物門と呼ばれる分類単位である。生息地・食性については、海・陸・土中・空中・寄生など多様な展開が見られ、動物界において最大の多様性・構成種数を持つ。昆虫類だけで約100万種が記載されている。ただし、最近の研究では線形動物が最大1億種はいるのではないかと言われている。
節足動物がどのような祖先から生まれて来たかについては、定説がない。 以前は、前口動物であること、体節制を持つことなどの共通点から、環形動物に近縁であると考えられていた。環形動物と軟体動物は幼生がトロコフォアであることから類縁があると見られ、側節足動物という便宜的なまとめをされたこともある舌形動物、有爪動物、緩歩動物との類縁関係を含め、この3つの動物門がヘッケル派の系統樹では前口動物の上の方に置かれるのが普通であった。しかし、分岐分類学による検討や、分子遺伝学による情報から、これを否定する説も提唱されている。
線形動物などとの類縁に注目し、これらをまとめて脱皮動物というグループになるとの説もでている。 また、節足動物自体も多系統ではないかという考えもある。
一部引用 「節足動物」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org