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ネガポジ揃った、最初期(カンブリア紀)の三葉虫、パラドキシデス(Paradoxides)の化石/【tr985】
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こちらは古生代カンブリア紀の三葉虫、パラドキシデスのネガポジ化石です。もともとは一枚のプレートで、写真左側が本体(ポジティブサイド)、右側はその型(ネガティブサイド)になります。ネガティブサイドにも本体の一部が張り付いています。

ポジティブサイドは本体がそのまま残っています。

パラドキシデスは最古の三葉虫の一つで、原始的な特徴を備えています。平板な体躯、長い頬棘、大きな頭鞍部、小さな尾板など、いかにも典型的な初期型の三葉虫と言えます。

もともとは一つの石でした。ハンマーで割るとこのような形で内部に化石を含んでいた状態です。このような形態をノジュールといいます。

古生代カンブリア紀の三葉虫ばかり収集する、マニアックなコレクターが存在します。パラドキシデスは最もよく知られたカンブリア紀の三葉虫の一つで、種によって巨大なものから数センチに満たない小さなものまで存在します。

膨らんだ頭鞍部。

体節部から非常に小さな尾板。

ネガティブサイドにはすべてではありませんが、本体が保存されています。

ネガティブサイドの面白いところは、化石の裏側が見えているという点。内部の形状を見ることができます。

本体最大部55ミリ。

このように両者はぴったり合わさります。この状態で展示しても一部が見えますので、なかなか面白い。

100円玉との比較。ネガポジ揃った、初期の三葉虫、パラドキシデスです。
商品スペック
商品ID | tr985 |
---|---|
年代 | 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) |
学名 | ネガポジ揃った、最初期(カンブリア紀)の三葉虫、パラドキシデス(Paradoxides)の化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体直線距離5.5cm 母岩含め全体(ネガポジ合わせて)8.5cm×7.6cm×厚3.3cm |
商品解説 | ネガポジ揃った、最初期(カンブリア紀)の三葉虫、パラドキシデス(Paradoxides)の化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
写真より実物に迫力があって感動しました。カンブリア紀がこの化石から想像できることが楽しいです。また、詳しい商品解説もありがたいです。いつものことですが、連絡や梱包など丁寧な対応をして頂き、高い専門性をお持ちと信頼しております。今後も機会がありましたら、よろしくお願いいたします。
滋賀県/男性
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。