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ベリーベリーレア!ヒュージサイズ!モロッコ産のレア三葉虫、デクリボリサスの上質化石/【tr934】
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こちらはモロッコ産の三葉虫、デクリボリサス・タイタンです。めったに見かけない希少属。縁部に大きなフリルを備えた、非常に個性的な三葉虫です。こちらの標本はトリヌクレイド科に属しますが、その多くは2センチにも満たないとても小さな標本が多い中、こちらのデクリボリサスはなんと本体直線計測で45ミリという特大の個体です。
しかも、ご覧のように保存状態はとても良好で、デクリボリサスの全形が完璧に残存しています。
本標本、デクリボリサスは古生代オルドビス紀後期になって登場しました。最初は欧州、チェコ共和国で発見されましたが、のちになって北アフリカでも採集されるようになりました。いずれにしても、非常にレアでめったに入手できません。特に、このように、他のデクリボリサスとは比較にならない、ヒュージ(巨大)と表現して良い個体であれば、なおのこと希少であります。
それにしても、まず疑問なのは、この大きなフリル。45ミリもある特大の標本ですので、驚きの幅広さ。一説によれば、海底に沈み込んでしまうのを防ぐ効果があったとか。
比較対象がなくとも感じられる巨大なデクリボリサスです。デクリボリサスとしては間違いなく最大級の標本でしょう。
薄そうに見えて、実は厚みも相当なものです。
フリルの全体に占める面積が大きさたるや。
対して、尾板は非常に小さい。
裏面はフラットにカットされています。
この大きさをご覧ください。デクリボリサスとしては規格外の大きさです。
100円玉と比較するとなおのこと、このヒュージなサイズが伝わるのではないでしょうか。
商品スペック
商品ID | tr934 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | ベリーベリーレア!ヒュージサイズ!モロッコ産のレア三葉虫、デクリボリサスの上質化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体直線距離4.5cm×3.9cm 母岩含め全体7.6cm×6.3cm×厚2cm |
商品解説 | ベリーベリーレア!ヒュージサイズ!モロッコ産のレア三葉虫、デクリボリサスの上質化石 |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。