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左右対称、素晴らしい保存状態、素直なポーズ!これぞコレクティブアイテム、モロッコ産の三葉虫、ズリコバスピス・ハウスマニ(Zlichovaspis hausmani)/【tr918】
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こちらはモロッコ産の三葉虫、ズリコバスピス・ハウスマニです。ご覧のように、素晴らしい保存状態を維持している、極めて上質な逸品です。
ズリコバスピスは以前はオドントチレと呼ばれていました。大きな頭鞍部から左右に伸びる、非常に大きな一対の棘がわかりやすい特徴です。中空に浮くようにクリーニングされている点にご注目ください。
パーフェクトと言っても良い素晴らしい保存状態。細かな体節をアップで撮影。
尾板のセクション。こちらも素晴らしい。
左右対称。理想的なポーズ。
正面から撮影。ファコプス目の三葉虫の特徴の一つである複眼。小さなレンズの集合体です。
大きな棘は浮かし彫りされています。
体節の中央は盛り上がっています。
横から見ると、盛り上がりがよく分かります。
こちらが複眼。
小さなレンズの集合体。大部分が保存されています。
右目の複眼は左目ほどではありませんが、レンズの保存されています。
本体カーブ計測66ミリ。
100円玉との比較。左右対称の美しい三葉虫、ズリコバスピス・ハウスマニです。
商品スペック
商品ID | tr918 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | 左右対称、素晴らしい保存状態、素直なポーズ!これぞコレクティブアイテム、モロッコ産の三葉虫、ズリコバスピス・ハウスマニ(Zlichovaspis hausmani) |
産地 | Atlas Mountains, Morocco |
サイズ | 本体カーブ計測6.6cm 母岩含め全体8cm×5.7cm×厚2cm |
商品解説 | 左右対称、素晴らしい保存状態、素直なポーズ!これぞコレクティブアイテム、モロッコ産の三葉虫、ズリコバスピス・ハウスマニ(Zlichovaspis hausmani) |
この商品を購入されたお客様のお声
存在感のある、美しい化石です。クリーニングも丁寧、かつ母岩とのバランスも良く、イメージ通りのディスプレイができそうです。上質な個体がこの値段で手に入るのは化石セブンならではかと思います。
大阪府/男性
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。