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背周り計測で、なんと10センチに達する特大のロシア産の三葉虫、アサフス・プンクテータス。保存状態も大変良好で、左右対称で真っすぐ伸びた素直なポーズも美しい。/【tr917】
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こちらは背周り計測で10センチに達する、「超」の付く、巨大なアサフス・プンクテータスです。弊社で取り扱ったプンクのなかで、間違いなく最大の標本の一つ。
プンクテータスといえば、この太く、ニョキッと伸びた大きな眼。ロシア産アサフスのグループの中で、とりわけ太く大きな眼を持っています。
そして立派な尾板。端部に向けて収束せず丸みを帯びています。
手にとって観察していると、その大きさ、迫力に驚かされます。アベレージサイズのプンクと比較すると、少なくとも2倍以上あるように感じられます。
この眼の飛び出し感がすごい!軸が太く、まさに「ニョキ」っという感じ。
体節も揃っていて、クリーニングも行き届いています。癖のない素直なポーズなので、教科書的な味わいがあります。
側葉を撮影。ややねじれるような重なり。これがデフォルトです。
サイズに目を奪われますが、シンプルに良形な点も見逃せません。
正面から撮影。うさぎの耳のような大きさ。
ぜひ、正面から御覧ください。この眼の飛び出しは、必見です!
横から見ても、まっすぐ上に伸びていることがわかります。
母岩ともバランスも悪くない。
母岩(裏側)には削った際の”あたり”が残っています。
14センチ弱の母岩に、背周り計測で10センチの、極めて巨大なアサフス・プンクテータスが載っています。
100円玉との比較。背周り計測で10センチを超える、驚くべきサイズを有する、アサフス・プンクテータス。保存状態も大変良好です。左右対称で素直なポーズにもご注目いただきたい。
商品スペック
商品ID | tr917 |
---|---|
年代 | 古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前) |
学名 | 背周り計測で、なんと10センチに達する特大のロシア産の三葉虫、アサフス・プンクテータス。保存状態も大変良好で、左右対称で真っすぐ伸びた素直なポーズも美しい。 |
産地 | Saint-Petersburg, Russia |
サイズ | 本体カーブ計測10cm 母岩含め全体13.8cm×11.6cm×厚5.4cm |
商品解説 | 背周り計測で、なんと10センチに達する特大のロシア産の三葉虫、アサフス・プンクテータス。保存状態も大変良好で、左右対称で真っすぐ伸びた素直なポーズも美しい。 |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。