- 化石 販売【HOME】
- すべての化石・標本
- 三葉虫 販売
- 生物史の原点!「最高の」と評しても全く大げさではない、素晴らしい保存状態を維持している、最古の三葉虫の一つ、オレネルス・フォーレリ(Olenellus fowleri)の完全体 三葉虫 販売
生物史の原点!「最高の」と評しても全く大げさではない、素晴らしい保存状態を維持している、最古の三葉虫の一つ、オレネルス・フォーレリ(Olenellus fowleri)の完全体/【tr914】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある

SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら

こちらは最古の三葉虫の一つ、オレネルス・フォーレリ(Olenellus fowleri)の完品です。頭鞍部から尾板まで、ほぼ完全に輪郭が保存された、極めて上質な化石です。

この品格、この美しさ。この個体が只者ではないことにお気づきでしょうか。カンブリア爆発と称される生物グループの大繁栄により誕生した三葉虫。その三葉虫の起源のような存在が、このオレネルスです。最初期の三葉虫らしく、平板かつ尾板が異様に小さい独特のフォルム。最初期の三葉虫は保存状態が良好ではない標本が多い中、この個体は群を抜いて、美しい状態を維持しています。初期の三葉虫のコレクターであれば、その価値にお気付きでしょう。

このオレネルス・フォーレリは45ミリもある、とても立派な個体です。また体節部のディティールにはため息が出るほど素晴らしい。側方に伸びるフリルもまるで生きているかのように繊細にクリーニングされています。

こちらのオレネルス・フォーレリは、かの有名なピオシェ頁岩層より採集されました。ピオシェ頁岩層はカンブリア紀の生物を産出する希少な化石層として知られています。

この体節部は鳥肌モノ。実物は写真の数倍凄い!

オレネルス自体、めったに手に入らない希少属ですが、これほどのクオリティを維持した個体は、極めて希少です。生物らしい生物としては最も古い、およそ5億年以上前の生物の化石です。それ以前はバクテリアなどしか棲息していなかったことを考えると、生物史の原点のような存在と言ってもいいかもしれません。

厚みはおよそ15ミリ。

オレネルス・フォーレリとしてはかなりのラージサイズ。

100円玉との比較。このクオリティは驚き。カンブリア紀の三葉虫をコレクションしている方におすすめします。「最高の」と評しても全く大げさではない、素晴らしい保存状態を維持している、最古の三葉虫の一つ、オレネルス・フォーレリの化石です。
商品スペック
商品ID | tr914 |
---|---|
年代 | 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) |
学名 | 生物史の原点!「最高の」と評しても全く大げさではない、素晴らしい保存状態を維持している、最古の三葉虫の一つ、オレネルス・フォーレリ(Olenellus fowleri)の完全体 |
産地 | Pioche Shale, Nevada, U.S.A. |
サイズ | 本体直線計測4.5cm×3.8cm 母岩含め全体7.8cm×7.4cm×厚1.5cm |
商品解説 | 生物史の原点!「最高の」と評しても全く大げさではない、素晴らしい保存状態を維持している、最古の三葉虫の一つ、オレネルス・フォーレリ(Olenellus fowleri)の完全体 |
この商品を購入されたお客様のお声
美しかったので購入しました。まさに完璧と言えるフォルムに、大切にしたいと思いました。
高知県/男性
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。