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レア中のレア!ヘビーコレクターでもその存在を知らないことも!モロッコ産オルドビス紀の地層から採集された三葉虫、オジジオカリス(Ogygiocaris)/【tr911】
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こちらはベリーベリーレアな三葉虫、オジジオカリス(Ogygiocaris)です。オルドビス紀の三葉虫で、その希少性はあらゆる三葉虫を通じて最高クラス。ヘビーコレクターといえど、その存在さえ知られない人もいるほど。ウェールズ産の標本なら目にしたことがあるかもしれませんが、こちらはモロッコ産。めったに手に入らない、一期一会の標本です。
左右対称で保存状態は上々。
三葉虫のヘビーコレクターにしかおすすめしません。とにかくレア物をコレクションしている方に。
オジジオカリスは古生代オルドビス紀の三葉虫です。最初期というほどではありませんが、相当古い時代の三葉虫です。尾板が小さく比較的平板でシンプルなフォルムは古型の三葉虫の典型的な特徴です。
三葉虫に共通している、頭鞍部から左右に伸びる大きな一対の棘(genal spine)も残存しています。
眼は全体を見渡せるように左右に大きく開いています。海底の泥中に沈み込まない工夫なのか、頭鞍部の周辺には大きめのフリルが備わっています。
オジジオカリスほどの希少性がありながら、これほどのクオリティを維持しているのは注目に値します。そもそもめったにマーケットに出回らないため、比較する標本が少ないというのもありますが。
味わい深い色。
100円玉との比較。繰り返しますが、三葉虫のヘビーコレクターにのみおすすめいたします。オジジオカリスをいつか手にしてみたいと思っていた方はもちろん、とにかくレア物を取得したいと思っている方におすすめします。
商品スペック
商品ID | tr911 |
---|---|
年代 | 古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前) |
学名 | レア中のレア!ヘビーコレクターでもその存在を知らないことも!モロッコ産オルドビス紀の地層から採集された三葉虫、オジジオカリス(Ogygiocaris) |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体カーブ計測11.1m 母岩含め全体9.9cm×8cm×厚3.2cm |
商品解説 | レア中のレア!ヘビーコレクターでもその存在を知らないことも!モロッコ産オルドビス紀の地層から採集された三葉虫、オジジオカリス(Ogygiocaris) |
この商品を購入されたお客様のお声
「ヘビーコレクターにのみオススメ」の化石を、化石収集歴「やっと2年目♪」の初心者(?)が手に入れてしまいました(笑)。正直、レアモノに「特別こだわりがある!」…というワケでもないのですが(すみません…)。商品画像をパッと見た時の“ルックス(?)”と、好みの“サイズ感”に「ひとめぼれ♪」してしまいました♪。これまで私が、化石セブンさんから購入した“標本”の中では「いちばん高い“買い物”」でしたけど。サイコーのイッピンに「大満足♪」です。
群馬県/男性
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。