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必見!絶大な人気を誇るモロッコ産三葉虫、ワリセロプス・トライフルカタス(Walliserops trifurcatus)。通称、ロングフォーク/【tr886】
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こちらはモロッコ産の三葉虫、ワリセロプス・トライフルカタス(Walliserops trifurcatus)、通称ロングフォークです。三葉虫コレクター、あこがれのアイテムです。最大の特徴は、頭鞍部から前方に大きく突き出した三又の部位。この部位は二つ名であるロングフォークの由来でもあります。
ファコプス目に属するロングフォークは複眼も大変発達しています。こちらの標本は御覧のようにほぼ完ぺきな状態で保存されています。
左右の眼の上、そして中央の体節から上方に大きく伸びた棘にもご注目ください。
逆サイドの複眼のレンズをアップで撮影。素晴らしいの一言。レンズ一粒ずつクリーニングされています。
母岩を土台として、本体が完全に浮き上がるようにクリーニングされた、いわゆるスーパー3Dクリーニング。
このダイナミックなポーズをご覧ください!繊細な三又は母岩とつながっているため、強度が保たれている点も工夫ですね。
今やとても貴重な種となったロングフォーク。
各部位が丁寧にクリーニングされ、ポーズも個性的です。
ロングフォークの愛称の由来となった長い三又。この三又をどのように使っていたかははっきりわかっていません。
ぜひルーペで御覧いただきたい、圧巻の複眼のレンズ。
左右の眼いずれも保存状態も極めて良好です。
このダイナミックなポージング。
本体カーブ計測で9センチほど。立派なロングフォークです。
100円玉との比較。三葉虫コレクターのあこがれの的、ワリセロプス・トライフルカタス、通称、ロングフォークです。
商品スペック
商品ID | tr886 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | 必見!絶大な人気を誇るモロッコ産三葉虫、ワリセロプス・トライフルカタス(Walliserops trifurcatus)。通称、ロングフォーク |
産地 | Atlas Mountains, Morocco |
サイズ | 本体カーブ計測9cm 母岩含め全体幅5.1cm×奥行6.8cm×高6.5cm |
商品解説 | 必見!絶大な人気を誇るモロッコ産三葉虫、ワリセロプス・トライフルカタス(Walliserops trifurcatus)。通称、ロングフォーク |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。