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ニョキっと伸びた、太くで力強い眼にご注目下さい!文句なしの保存状態を誇るロシア産の三葉虫、アサフス・プンクテータス(Asaphus punctatus)の化石/【tr878】
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この大きく太く発達した眼の主はロシア産の三葉虫、アサフス・プンクテータスです。本体カーブ計測で83ミリの体躯はとても立派です。左右対称で、バランスも抜群。
母岩が台座として活躍するタイプ。
左右対称性(シンメトリー)にもご注目下さい。整然として歪みがない個体です。
にょき!アサフス・プンクテータスならではの太く長い眼。同じく発達した眼を持つコワレフスキーのそれとは異なる、とても太い眼です。
なめらかな体節を持っています。際までクリーニングが行き届いている上質個体です。
左右ともにパーフェクトと言って良い上質の保存状態。
斜め上から見た時の眼の根本の太さが、プンクテータスならでは。力強いという言葉がピッタリ。
母岩は長いところで16センチもある。立派なプンクを支える母岩も大きい。
この角度からも見ごたえあり。なんて立派な御眼をお持ちなのでしょう。
プンクと同じ目線で見ると、眼に圧倒されそう。迫力あります。
100円玉との比較。まれに見る保存状態とサイズを有する、極めて上質のアサフス・プンクテータスです。こだわりの逸品です。
商品スペック
商品ID | tr878 |
---|---|
年代 | 古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前) |
学名 | ニョキっと伸びた、太くで力強い眼にご注目下さい!文句なしの保存状態を誇るロシア産の三葉虫、アサフス・プンクテータス(Asaphus punctatus)の化石 |
産地 | Volga river, Russia |
サイズ | 本体カーブ計測8.3cm 母岩含め全体15.3cm×12.1cm×厚4.4cm |
商品解説 | ニョキっと伸びた、太くで力強い眼にご注目下さい!文句なしの保存状態を誇るロシア産の三葉虫、アサフス・プンクテータス(Asaphus punctatus)の化石 |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。