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まさにメガサイズ、カーブ計測で148ミリという特大の三葉虫、ドロトプス・メガロマニクス(Drotops megalomanicus)の化石/【tr856】
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こちらは本体カーブ計測で148ミリという特大の三葉虫、ドロトプス・メガロマニクスです。
非常に大きな頭鞍部と全身に生えた小さな突起が特徴的。
ファコプス目に分類される三葉虫の特徴である多数のレンズを持つ複眼。
体節の至るところに小さな突起が備わっています。
こちらは複眼のアップ。
反対側はレンズ部分が剥けスムースになっています。
ブツブツの頭鞍部。
真っすぐ伸びた素直なポーズ。
母岩の裏側を撮影。こちらを底部にして安定的に展示が可能です。
非常によく保存された複眼。
本体カーブ計測で148ミリ。特大のメガロマニクスです。
100円玉と比較すると、その大きさが際立ちます。
商品スペック
商品ID | tr856 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | まさにメガサイズ、カーブ計測で148ミリという特大の三葉虫、ドロトプス・メガロマニクス(Drotops megalomanicus)の化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体カーブ計測14.8cm 母岩含め全体16.3cm×11.3cm×厚5.8cm |
商品解説 | まさにメガサイズ、カーブ計測で148ミリという特大の三葉虫、ドロトプス・メガロマニクス(Drotops megalomanicus)の化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
実物を見ると立体的で、これまで持っていた三葉虫のコレクションの中でも群を抜いた大きさです。大きさも素晴らしいですが、複眼や全体に広がる小さな突起がはっきりしており見どころが満載で、満足感あふれる標本でした。ホームページに写真が様々な角度で掲載されているので、見ているだけで楽しく、購入の際に参考になり非常にありがたいのですが、見ている間に売り切れてしまうことがよくあるのが難しいところです。今後も楽しみにしています。
鹿児島県/男性
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。