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ベリーベリーレア!米国オクラホマ州ハラガン層から採集された希少な三葉虫キファスピス・キャロリ(Cyphaspis carrolli)の化石。あのボブ・キャロル氏が最初に記載した種。/【tr795】
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こちらは非常にレアな三葉虫、キファスピス・キャロリ(Cyphaspis carrolli)です。お気づきの方もいるかと思いますが、種小名のキャロリとは、あの著名なプリパレーター、ボブ・キャロル氏によって記載されたため、命名されました。この種は非常に希少で、ヘビーな三葉虫コレクターでも、ほとんど目にしたことがないはずです。
しかも、極めて上質な標本で、完璧と言って良いクリーニングが施されています。
そもそも、キファスピスが米国で採集されることを知らない人も多いのではないでしょうか。北アフリカ産の印象が強いですね。
採集層は、あの有名なオクラホマ州のハラガン層です。
頭鞍部の大きなコブ。飛び出した眼。
背部の大きな棘も保存されています。
ヘビーな三葉虫コレクターにこそご覧いただきたい逸品です。
いかがでしょう、この保存状態。惚れ惚れします。ぜひルーペで御覧ください。
体節のミドルセクションから後方に飛び出したキファスピスの棘。
底面。
100円玉との比較。群を抜いてレアと言って良いでしょう、米国オクラホマ州ハラガン層から採集された三葉虫、キファスピスの化石です。種小名のキャロリは、あのボブ・キャロル氏にちなんだものです。
商品スペック
商品ID | tr795 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | ベリーベリーレア!米国オクラホマ州ハラガン層から採集された希少な三葉虫キファスピス・キャロリ(Cyphaspis carrolli)の化石。あのボブ・キャロル氏が最初に記載した種。 |
産地 | Haragan Formation,Coal County,Oklahoma,U.S.A. |
サイズ | 本体カーブ計測1.6cm 母岩含め全体6cm×2.1cm×高3cm |
商品解説 | ベリーベリーレア!米国オクラホマ州ハラガン層から採集された希少な三葉虫キファスピス・キャロリ(Cyphaspis carrolli)の化石。あのボブ・キャロル氏が最初に記載した種。 |
この商品を購入されたお客様のお声
メールで見つけて即購入です。いつもながら素晴らしい標本で大変満足しています。妻からは呆れられてますが化石や鉱物を見ながらの晩酌は格別です。これからも素晴らしい標本をお願いします。
兵庫県/男性
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。