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化石セブンクオリティ!堂々たる体躯を持つロシア産三葉虫アサフス・コワレフスキー(Asaphus kowalewski)。通称ロングアイ/【tr763】
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よく太った立派なアサフス・コワレフスキーです。通称、ロングアイの二つ名を持つ、有名な三葉虫。ロシア産のアサフスの王様というべき存在です。
通称「ロングアイ」の名が示す通り、長く伸びた目が特徴です。一説によれば海底の泥中に身を隠し、潜望鏡のように目だけ突き出して辺りをうかがっていたとか。三葉虫にとって天敵が現れ始めたオルドビス紀の三葉虫ならではの進化なのかもしれませんね。
体節から尾板にかけて丁寧なクリーニングが施されています。
左右対称で、左右の厚みがある、立派な成体の個体です。
裏面は平らにカットされているため、安定します。繊細な三葉虫の保管、展示において、この土台の安定性は重要です。
どの角度から見てもスキの無い、見事な標本です。ロシア産のアサフスに精通した専門のプリパレーターによる作品です。
眼はもちろんその他の部位も含めて完璧と言って良い頭鞍。
本体カーブ計測74ミリの立派なアサフスです。縦幅もさることながら、この横幅を御覧ください。堂々たる体躯です。
100円玉との比較。立派な体躯を持つアサフス・コワレフスキーの成体の化石です。左右対称で非の打ち所なし。標本の判断に役立つよう被写体性を正確に捉えることを目的としています。実物は写真以上に立派な印象を受けることでしょう。
商品スペック
商品ID | tr763 |
---|---|
年代 | 古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前) |
学名 | 化石セブンクオリティ!堂々たる体躯を持つロシア産三葉虫アサフス・コワレフスキー(Asaphus kowalewski)。通称ロングアイ |
産地 | Volkhov river, St. Petersburg , Russia |
サイズ | 本体カーブ計測7.4cm 母岩含め全体8.1cm×7.2cm×高2.9cm |
商品解説 | 化石セブンクオリティ!堂々たる体躯を持つロシア産三葉虫アサフス・コワレフスキー(Asaphus kowalewski)。通称ロングアイ |
この商品を購入されたお客様のお声
今回、アサフス・コワレスキーを購入しました。70mmを超える体長、そして幅広な体躯。昨日、東京ミネラルショーに行きましたが、私のところに来た標本の方がいいよね、という結論になりました。
神奈川県/男性
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。