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レア三葉虫、モロッコ産ハマトレヌス(Hamatolenus sp.)を含め、多数の三葉虫が集まったマルチプレート化石/【tr725】
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こちらはモロッコ産の三葉虫、ハマトレヌスの群集化石です。無数と言っても良いのハマトレヌスが居ます。
こちらの大きな個体は8センチ余り。ハマトレヌスのなかでもかなりの大型個体です。
横38センチと非常に大きなプレートです。
それぞれの個体の保存状態も上々。見どころだけの標本です。
この個体は尾板まで保存されています。
大小のハマトレヌスが混在しています。ハマトレヌスは最初期の三葉虫の一つで、マーケットで見かけることの少ないレア三葉虫でもあります。
これほどの数のハマトレヌスの群集化石は非常にレアです。
最初期の三葉虫はおそらく防御大勢を取ることができなかったと思われ、平板状のものが多いです。
ご覧の通り、頭部から左右に伸びた一対の大きな遂げ、genal spineが残された個体も。
赤いマーカーは10センチ間隔です。
裏面はラフではあるものの、底面にカットされていて、安定度は抜群です。
尾板はキュッと締まっていて、典型的なカンブリア紀の三葉虫の特徴が備わっています。
100円玉との比較。レア三葉虫、ハマトレヌスが多数集まったマルチプレート化石です。
商品スペック
商品ID | tr725 |
---|---|
年代 | 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) |
学名 | レア三葉虫、モロッコ産ハマトレヌス(Hamatolenus sp.)を含め、多数の三葉虫が集まったマルチプレート化石 |
産地 | Jebelk Ougnate, Morocco |
サイズ | 直線計測8.2cm / 母岩含め全体 38cm×30.5cm×3.1cm |
商品解説 | レア三葉虫、モロッコ産ハマトレヌス(Hamatolenus sp.)を含め、多数の三葉虫が集まったマルチプレート化石。平置き展示が最も安定します。スタンドもおつけします。5670g。 |
この商品を購入されたお客様のお声
三葉虫の群集化石をずっと探していました!単体化石は探せばあるのですが、これだけの群集化石はなかなか見かけることがないと思います。個体の保存状態も良く、書斎で一際目立つ存在になりました。標本を見ていると、カンブリア紀当時の海を想像してしまい、「なぜ群をなしていたのか」「どのような環境変化があって死滅したのか」など好奇心がくすぐられます。5億年の時を超え、未来に姿を残してくれた事実に見ているだけで、ワクワクし少年の心を取り戻せます。この度の出会いに感謝します!化石セブンさんありがとう!
大阪府/男性
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。