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最上の標本の一つ、米国ニューヨーク州産三葉虫ダルマニテス(Dalmanites limulurus)。ご興味のある方はお急ぎください。/【tr658】
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米国ニューヨーク州産のダルマニテス・リムルルス(Dalmanites limulurus)です。ご覧の通り保存状態は極めて良好。最高品質です。
全体にやや縦長で尾板から伸びる長い棘で、すぐにそれと分かるファコプス目の三葉虫。上質の個体はコレクター間で高値で取引される人気属です。
セファロン(頭部)から伸びる左右一対の棘(genal spine)は内側に収まるように被さっているのも特徴の一つです。
本来は7センチ。ダルマニテスのセファロン(頭部)の先端外縁部はやや膨らんでいます。その点もしっかり保存されています。
裏面。この標本は三葉虫コレクターにはおなじみの米国ニューヨーク州に位置するロチェスター頁岩層から発見されました。同層はウミサソリのユーリプテルスや三葉虫のアークティオヌルスを産出する地層です。
どこから見てもパーフェクトと申し上げて差し支えありません。素晴らしい標本です。
セグメントも完璧。
尾板まで一切の隙なし。ダルマニテイスの象徴である尾の棘もバッチリです。
小さく外側に開いた複眼。
ファコプス目の三葉虫らしく発達した複眼。粒まで丁寧にクリーニングされています。
左右ともに申し分なし。
左右対称性も素晴らしい。
これ以上望めないパーフェクト標本です。
100円玉との比較。このレベルのダルマニテスは早々手に入りません。ご興味のある方はお急ぎください。
商品スペック
商品ID | tr658 |
---|---|
年代 | 古生代シルル紀(4億4600万 -- 4億1000万年前) |
学名 | 最上の標本の一つ、米国ニューヨーク州産三葉虫ダルマニテス(Dalmanites limulurus)。ご興味のある方はお急ぎください。 |
産地 | Rochester Shale, New York, U.S.A. |
サイズ | 本体7.2cm 母岩含め全体10cm×6.8cm×厚1.3cm |
商品解説 | 最上の標本の一つ、米国ニューヨーク州産三葉虫ダルマニテス(Dalmanites limulurus)。ご興味のある方はお急ぎください。 |
この商品を購入されたお客様のお声
破損なく無事に届きました。開封して現物を見ると写真で見るより綺麗で立派なものでした。末永く大切にします。立派な化石をありがとうございました。また、気に入った三葉虫があれば購入したいと思っています。
東京都/男性
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。