- 化石 販売【HOME】
- すべての化石・標本
- 三葉虫 販売
- 北米を代表するカナダ・オンタリオ産の三葉虫、セラウルス(Ceraurus pleurexanthemus)。保存状態に目を奪われる。 三葉虫 販売
北米を代表するカナダ・オンタリオ産の三葉虫、セラウルス(Ceraurus pleurexanthemus)。保存状態に目を奪われる。/【tr657】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
こちらは北米を代表する三葉虫、セラウルス(Ceraurus pleurexanthemus)です。セラウルスは古生代オルドビス紀を代表する三葉虫で、その美しくも個性的な姿から、三葉虫コレクターに大変人気のある属です。しかも本標本は特徴的なあらゆる棘が保存された大変良質な品です。
しかも、40ミリというラージサイズ。セラウルスに人気が集中するのは、やはりこの美しいフォルムでしょう。頭部から左右の伸びる大きく優雅なgenal spineと、尾板から大きく伸びる2本の棘。なんと優雅な姿なのでしょう。
完璧と言って良い体節のセクション。
この尾板から伸びる2本の棘が残されていなかったら・・・。残されていて本当に良かった。
こちらには古生代に大繁栄した腕足類です。腕足類は二枚貝に見えますが異なります。現世にもあまりメジャーな存在ではないものの棲息しています。じつは腕足類はセラウルスの標本に同居しているケースが少なくありません。生息環境やその範囲が似通っていたのでしょう。
それにしても素晴らしいフォルム。
裏面です。やや凸凹していますが、こちらの面を裏にして十分に安定します。
40ミリほどあると迫力が違います。存在感あり!
セラウルスの目は左右に離れています。
セラウルスは北米では米国北部、ニューヨーク産とカナダ・オンタリオ産がありますが、こちらはオンタリオ産です。オンタリオ産の標本は採石場の活動が活発ではなく、新たには入手しにくい背景があります。こちらは貴重なオールドコレクションです。状態の良いセラウルスはますます希少になります。
この距離で見た時の姿は特に印象的。
近づいても素晴らしい。
100円玉を一回り、いや二回りは上回る立派なサイズです。これぞ北米の雄、セラウルスと叫びたくなる、素晴らしい標本です。
商品スペック
商品ID | tr657 |
---|---|
年代 | 古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前) |
学名 | 北米を代表するカナダ・オンタリオ産の三葉虫、セラウルス(Ceraurus pleurexanthemus)。保存状態に目を奪われる。 |
産地 | Bobcaygeon Formation, Ontario, Canada |
サイズ | 本体4cm 母岩含め全体8.1cm×6.9cm×厚1.9cm |
商品解説 | 北米を代表する三葉虫、カナダ・オンタリオ産の三葉虫、セラウルス(Ceraurus pleurexanthemus)。保存状態に目を奪われる。 |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。