- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- 三葉虫販売
- レア!最初期の三葉虫の一つ、レッドリキア・チャイネンシス(Redlichia chinensis)。中国湖南省産。
レア!最初期の三葉虫の一つ、レッドリキア・チャイネンシス(Redlichia chinensis)。中国湖南省産。/【tr634】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
こちらは中国湖南省産の三葉虫、レッドリキア・チャイネンシス(Redlichia chinensis)です。
レッドリキアは非常に古い三葉虫の一つで、カンブリア紀、それも前期の地層で採集されます。最も古い三葉虫の一つと言って良いでしょう。
初期の三葉虫によく見られる平板状のフォルム、半円形のセファロン(頭部)。
体節の保存状態は非常に優れていて、節一つ一つが確認できます。
種小名のチャイネンシス(chinensis)が表すようにこちらは中国湖南省の地層から産するレッドリキアです。レッドリキアには多数の種がいます。中国だけでなく、韓国、パキスタン、ヒマラヤ、イラン、オーストラリア等から採集されますが、ヨーロッパではスペインからも見つかっています。
厚みは15ミリほど。母岩の強度は申し分ありません。
レッドリキアは1899年にもとはホエフェリア(Hoeferia)属と命名されていました。しかし、この属名は当時、すでに別の生物(貝)に与えられていたものだと分かり、1902年になって、コスマン(Cossmann)氏によりレッドリキアに改名された経緯があります。現在でも、レッドリキア属はあまりマーケットには現れないレアなグループです。
100円玉との比較。レッドリキア属の三葉虫は比較的大きい傾向にありますが、チャイネンシスは比較的小型です。
商品スペック
商品ID | tr634 |
---|---|
年代 | 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) |
学名 | レア!最初期の三葉虫の一つ、レッドリキア・チャイネンシス(Redlichia chinensis)。中国湖南省産。 |
産地 | 中国、湖南省 |
サイズ | 本体直線距離5.8cm 母岩含め全体7.3cm×5cm×厚1.5cm |
商品解説 | レア!最初期の三葉虫の一つ、レッドリキア・チャイネンシス(Redlichia chinensis)。中国湖南省産。 |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。