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早々出てこないレベルのクオリティ、中国四川省産の三葉虫、シルル紀コロノセファルスのネガポジ標本(Coronocephalus sp.)/【tr630】
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こちらは非常に珍しい中国産の三葉虫、コロノセファルス(Coronocephalus)のネガ、ポジ両方揃った化石です。三葉虫の産地としては比較的珍しい中国産です。
コロノセファルスはシルル紀の示準化石です。体節の数が異様に多く、左右に伸びた大きな棘が特徴的です。
コロノセファルスは自由頬が欠損した多いのですが、この標本はしっかり残されています。
そして、なんといっても、ネガ、ポジ両方揃っている点にご注目ください。しかもいずれの保存状態も極めて良好です。
元の状態。
こちらは凹んだ側(ネガティブサイド)です。見事なネガですね。
そしてこちらが本体側(ポジティブサイド)。こちらもほぼパーフェクト。
ほとんどネガティブサイドに持っていかれている箇所がありません。
目も自由頬もしっかり残されています。
そして、異様に多い体節もほとんど残されています。
尾までパーフェクト。
いかがだったでしょうか?ほぼパーフェクトのコロノセファルスです。ネガ、ポジいずれも見事な保存状態。そうそう出てこないレベルのクオリティです。
商品スペック
商品ID | tr630 |
---|---|
年代 | 古生代シルル紀(4億4600万 -- 4億1000万年前) |
学名 | 早々出てこないレベルのクオリティ、中国四川省産の三葉虫、シルル紀コロノセファルスのネガポジ標本(Coronocephalus sp.) |
産地 | 中国 |
サイズ | 本体5cm×3.2cm 母岩含め全体9.3cm×6.5cm×厚5.7cm |
商品解説 | 早々出てこないレベルのクオリティ、中国四川省産の三葉虫、シルル紀コロノセファルスのネガポジ標本(Coronocephalus sp.) |
この商品を購入されたお客様のお声
待った甲斐がありました。三年程前から「中国の三葉虫、面白い形だなー」と注目していたのですが、自由頬がなかったり、片側の頬棘が形すら残ってなかったりと納得できるものには出会えませんでした。それがポジだけで満足なのにネガ・ポジセットで現れるなんて夢にも思いませんでした。予算オーバーでも即決でした!また、おまけ化石もありがとうございます。いつも楽しみにしています。
熊本県/男性
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。