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ロシア産を代表する人気種!ロシア産アサフス・コワレフスキー(ロングアイ)。どこから見ても隙きのない上質品。/【tr588】
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こちらはロシア産の三葉虫アサフス・コワレフスキーです。ロシア産の三葉虫のなかでも特にコレクターに人気のある種の一つです。
アサフス・コワレフスキーの人気は、この長い目にあります(通称ロングアイ)。アサフス属は30以上の種が記載されていますが、コワレフスキーはその中で最も人気のある種の一つです。
カタツムリのごとき、非常に長い目。三葉虫全般に言えることですが、目が素晴らしく発達しています。これは一説によると、透明度の低い水中で天敵の攻撃をいち早く回避するためだったとか。
このアサフス・コワレフスキーのように長い目を持っている種は、泥底に隠れて目だけをニョキっと潜望鏡のように飛び出させて、あたりを見張っていたのかもしれません。
目が高く飛び出した、上質のコワレフスキーです。
とくに丸まったり、ねじれたりしたことがなく、素直なポージングが美しい個体です。
母岩のカッティングもまとまっており、本体とのバランスがよいです。もちろん安定しますので、このまま平置きで展示ができます。
目の左右対称性も抜群。ここは大きい。
体節も素晴らしい。
尾部までねじれ、みだれが見受けられません。
横から見ても欠損なし。
こちらのサイドから見てみましょう。申し分ありません。
コワレフスキーの象徴である2つのロングアイ。
本体はおよそ6センチ強。アベレージサイズか、やや大きいサイズです。
100円玉との比較。いろいろな角度からご覧いただきましたが、どこから見ても隙きのない、非常にクオリティの高い標本であることがお分かり頂けたのではないでしょうか。ロシア産の三葉虫を代表する人気種です。この機会にぜひ。
商品スペック
商品ID | tr588 |
---|---|
年代 | 古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前) |
学名 | ロシア産を代表する人気種!ロシア産アサフス・コワレフスキー(ロングアイ)。どこから見ても隙きのない上質品。 |
産地 | Saint-Petersburg, Russia |
サイズ | 本体カーブ計測6.2cm / 母岩含め全体12 cm×11.7cm×4cm |
商品解説 | ロシア産を代表する人気種!ロシア産アサフス・コワレフスキー(ロングアイ)。どこから見ても隙きのない上質品。 |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。