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保存状態良好&ナチュラル!モロッコ産三葉虫キファスピス(Cyphaspis boutscharafinense)/【tr570】
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素晴しいプリッピングが施されたナチュラルのモロッコ産三葉虫キファスピスです。
頭部までよくクリーニングされています。
キファスピスといえば、左右、尾に伸びる合計3本の長いトゲですが、いずれも丁寧にクリーニングされています。
そして、キファスピス属に共通の特徴的なセファロン(頭部)。ディティールまでしっかりプリッピングされています。
分かりますか?このブツブツ。
キファスピスの3本の長い棘はとても繊細で折れやすいため、このように母岩に支持されているタイプであれば安心ですね。
母岩からぐっと身を乗り出したかのようなポーズが印象的です。
左右対称性(シンメトリー)にも優れています。
この尾のような長いトゲはいったい何の役割を果たしていたのでしょうか。このトゲの長さはキファスピス属のなかでも差があります。本標本は平均的な長さ。
セファロンのディティールは特に素晴らしく、今にも動き出しそうなほど。
目からニョキっと出た突起。
100円玉との比較。全体がどこも欠けることなく保存されています。特にセファロン(頭部)の保存状態は見事。ナチュラルで左右対称性にも優れている逸品です。人気の三葉虫キファスピスです。
商品スペック
商品ID | tr570 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | 保存状態良好&ナチュラル!モロッコ産三葉虫キファスピス(Cyphaspis boutscharafinense) |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体直線距離cm×cm 母岩含め全体 幅cm×奥行cm×高cm |
商品解説 | 保存状態良好&ナチュラル!モロッコ産三葉虫キファスピス(Cyphaspis boutscharafinense) |
この商品を購入されたお客様のお声
初めてHPに掲載されてからずっと欲しかったキファスピス。悩み続けてついに自分の元に!今まで売れてなくて良かったです。開封の注意書きの付箋がありがたい。改めてルーペで見てみますと完璧と言いたくなるクリーニングに感心しました、標本自体も素晴らしく、もう自分の所に来るために残ってくれていたと思ってしまいました、四億年前の太古の昔から来てくれてありがとう。
大阪府/男性
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。