- 化石 販売【HOME】
- すべての化石・販売品
- 三葉虫 販売
- シコピゲ 販売
- オールドコレクション!三葉虫シコピゲ・エレガンス(Psychopyge elegans) 三葉虫 販売
オールドコレクション!三葉虫シコピゲ・エレガンス(Psychopyge elegans)/【tr548】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
オールドコレクションです。化石に「オールドもニューもない!もともと人智が及ばないほど古いものなのだから!」という声が聞こえてきそうですが、ここでいうオールドコレクションについて簡単に定義をしておきたいと思います。化石の年代ではなく、採集された時期が古いものを、オールドコレクションとよんでいます。具体的には、化石がインターネットを通じて取引をされる前にコレクションされていたものを指しています。
その当時には、まだ現代のような洗練されたクリーニング技術が存在せず、原石をハンマーとタガネで打って本体をくり抜いていました。オールドコレクションの魅力は、その荒々しくも、ナチュラル感溢れる味わいです。当時は非常に高価であった品も、リーズナブルに入手できるのもオールドコレクションの魅力の一つでしょう。現代的なクリーニングが施されたtr533(https://www.kaseki7.com/items_fossil/tr/533.html)と比較してお楽しみください。
シコピゲの象徴とも言える前方に伸びたトゲ。
体節。
尾部に関しては修復が入っている可能性あり。
総じて非常にナチュラル。左右に伸びた大きなトゲをしっかりくり抜けているのがポイント。
たくさんの打痕。荒々しい仕事ですが、当時の職人の仕事の証です。
頭部のクリーニングはとても丁寧です。ブツブツもしっかり残っています。
ファコプス目といえば、複眼。本標本も、シンプルな道具とは思えないほどしっかり残っています。
100円玉との比較。当時のクリーニング職人の丁寧な仕事が伺えるオールドコレクションです。現代の名工とはまた違った、荒々しくも、ナチュラルな仕上がりにご注目ください。
商品スペック
商品ID | tr548 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | オールドコレクション!三葉虫シコピゲ・エレガンス(Psychopyge elegans) |
産地 | Morocco |
サイズ | カーブ計測7.2cm 母岩9cm×7cm×高3cm |
商品解説 | オールドコレクション!三葉虫シコピゲ・エレガンス(Psychopyge elegans) |
この商品を購入されたお客様のお声
いつも迅速な対応ありがとうございます。とても感動的な化石が届きました。私にとって初めての三葉虫。手元に届くまで実際に満足出来るか不安でしたが、箱を開けた瞬間その心配も一瞬で吹き飛びました。言葉に出来ないくらい感動しています。これが三葉虫の魅力なんでしょうか。現代的な3Dクリーニングも良いのでしょうが高価なものが多いようですね。このタイプのクリーニングは3Dと比べ微細な棘がない反面、少々手荒に扱っても壊れそうにないですね。落としても平気そうです(笑)。修復(?)情報もとても有難く感じました。三葉虫ってこんなに面白いものなんですね。童心に返ったようにワクワクしています。また宜しくお願いします。
秋田県/男性
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。