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最も人気のある三葉虫の一つ、超絶クリーニング!ワリセロプス・ロングフォーク。悩ましいポーズにもご注目。/【tr524】
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三葉虫ワリセロプス・ロングフォークをご紹介いたします。
ロングフォークの名が示すように、長く伸びた三叉が最大の特徴です。三葉虫ファンのみならず、多くの化石コレクターに衝撃を与え続ける人気種です。
3つに分かれた前方の角。本当にフォークのようですね。
フォークのインパクトが大きすぎて、ほかが目に入らないかもしれませんが、プリパレーターの仕事は全体に行き届いています。
複眼の凹凸も残っています。
複眼の上にも棘が・・・。いったい何のためにこんなに棘だからの体になったのでしょうか。
この化石のハイライトは何と言っても、このフォーク。
素晴らしいクリーニング技術です。
なんともセクシーなポージングですね。
反対側の複眼もこの通り。周辺の細かな凹凸も保存されています。
グロテスクな味わい。
非常にダイナミックなポージング。まるで、古生代デボン紀から時が止まってしまったようです。
三葉虫はクモ、昆虫、エビなどを包括する節足動物に属する絶滅生物です。古生代を代表する示準化石です。
接触を恐れながら、角にぎりぎりまで迫って撮影してみました。角には中央に隆起があることがわかります。単純な構造ではありません。
いったい、彼は何をしようとしていたのか・・・。
どこから撮っても絵になります。ロングフォークは三葉虫のなかでも最も人気のある種の一つですが、個体数も少なく、なかなか入手できません。ましてこのような上等な個体となれば、なおさら。
真上から撮ってみました。ついつい無茶な角度から撮影したくなる被写体です。動かぬ被写体に勝手に興奮している撮影者です。
100円玉との比較。本体カーブ計測で9cmと立派なロングフォークです。最も人気のある三葉虫の一つといっても過言ではありません。抜群の保存状態に加え、フォークを高く持ち上げたポージングが何ともセクシーな逸品。
商品スペック
商品ID | tr524 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | 最も人気のある三葉虫の一つ、超絶クリーニング!ワリセロプス・ロングフォーク。悩ましいポーズにもご注目。 |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体カーブ計測約9cm / 母岩含め全体 幅9.4cm×奥行6.8cm×高6.8cm |
商品解説 | 最も人気のある三葉虫の一つ、超絶クリーニング!ワリセロプス・ロングフォーク。悩ましいポーズにもご注目。 |
この商品を購入されたお客様のお声
以前より欲しかったロングフォークを入手できて、たいへん喜んでいます。この角は、なんのためにあったのでしょうか。けんかのためとしては、繊細すぎるように思います。やっぱり、とげとげしたものはいいですね。今後ともよろしくお願い致します。
大阪府/男性
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。