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状態よくて「照り」がでちゃいました!7.7cm大ぶりロシアン三葉虫アサフス・レピドゥルス/【tr387】
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いったい彼はどこへ登っているのでしょうか?7.7cm、大ぶりのロシア産アサフス・レピドゥルス三葉虫が登場です!
保存状態の良さ。見ていただければわかります。
この照り!
細部まで申し分なくクリーニングされています。
そんなに照明を当てていないのですが、状態のよさに(クリーニングの素晴らしさに)、彼から「照り」が生じるんです。
本標本は横置きにすると、大ぶりなレピドゥルス君が一層映える角度で鑑賞できます。こういった、細やかな配慮が嬉しい。プリパレーターの意図が伺えます。
文句のつけようがない状態ですね。特に、真ん中にあたる、中葉部分の節の盛り上がり方がいい。節と節の間にある、溝の幅にご注目ください。
溝の広いところ、狭いところがはっきりしています。節を動かしながら前進していた様子がよくわかり、標本に躍動感を与えています。
カーブ計測7.7cmですので、大型の域に入ってきます。
三葉虫は多くの節足動物と同様、脱皮する生き物です。脱皮にしたがって成長します。
頭部の特定部分が裂けて、外骨格を脱ぎ捨てて新たに成長します。
このアサフス君は、かなり、脱皮に成功したといえるのではないでしょうか。
こんなに立派に成長したのですから。
最高です。
横置きは特に安定します。スタンドが必要ですが、縦置きもOK。三葉虫コレクターなら、必ずおさえておきたい、アサフス種のルーツともいうべき標本です。
商品スペック
商品ID | tr387 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | 状態よくて「照り」がでちゃいました!7.7cm大ぶりロシアン三葉虫アサフス・レピドゥルス |
産地 | Russia |
サイズ | 本体最長部カーブ計測 7.7cm / 母岩含め全体 10cm×7cm×4cm |
商品解説 | 状態の良さから表面に「照り」ともいうべき、滑らかさがあります。 7.7cmと大ぶり。 横置きにすると、いい角度で自立します。 おもわず撫でてしまいたくなる、体節の盛り上がりにご注目ください。 |
この商品を購入されたお客様のお声
アサフス・レピドゥルス届きました。迅速・丁寧な対応ありがとうございました。私は昨年末から防御姿勢の三葉虫を中心に収集を始めたビギナーです。今回のものは防御姿勢ではありませんが、姿の美しさに惹かれて思わず購入しました。現物を目の前にすると姿だけでなく表面や細部の美しさにあらためて感動しました。早速ケースに入れて暇さえあれば眺めています。本当に良い物をありがとうございました。
福岡県/男性
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。