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ぷっくり!まんまる!状態最高のアサフス・レピドゥルス(Asaphus lepidurus)/【tr336】
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これだけ、まんまるで愛らしいアサフスも珍しいのではないでしょうか!とにかくぷっくり!まんまるなアサフス・レピドゥルスが登場です。
一目見て発した言葉が「まっる~い!」。そうなんです。このアサフス君はどうしたのかというほど丸くてぷっくりしているのです。見ればみるほど愛おしくなってくる形です。
丸くてぷっくりということは、要はそれだけ左右のシンメトリーが完璧ということでもあります。どこから見ても左右対称のすごさ。
ね、すばらしいでしょ。スタンドに立てると、体の厚みがより際立って見えます。
非の打ち所がないクリーニング。
そしてこの愛嬌ある顔だち。
7.6cmの体長もさることながら、幅も5cmありますので、とても大きく感じます。
こんなに丸々ぷっくりに成長した彼ですが、三葉虫は一体何を食べていたかご存知でしょうか?
三葉虫の食べ物は、ずばり「泥」。種によっては異なるのですが、主には海底の泥を口の中に取り込んで、その中に含まれる有機物を食べていたようです。
泥を食べてこんなにぷっくり丸々大きくなったのです。面白いですね~。彼は特に強靭な内蔵と消化吸収能力を有していたと思われます。
三葉虫は多くの節足動物と同様、脱皮するんですよ。脱皮にしたがって成長します。頭部の特定部分が裂けて、外骨格を脱ぎ捨てて新たに成長していったのです。その瞬間、見てみたいですよね。
こんなに節の数があるのも、脱皮したおかげです。三葉虫は脱皮するごとに節の数を増やしていったようです。
オーナーになられた方は、このアサフス君が気にいること間違いなし!太鼓判を押させていただきます!
商品スペック
商品ID | tr336 |
---|---|
年代 | 古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前) |
学名 | ぷっくり!まんまる!状態最高のアサフス・レピドゥルス(Asaphus lepidurus) |
産地 | ロシア |
サイズ | 7.6cm(本体最長部カーブ計測)/ 母岩 8cm×8cm×3cm |
商品解説 | ぷっくり!まんまる!状態最高のアサフス・レピドゥルス(Asaphus lepidurus)三葉虫の登場です。 左右のシンメトリーが完璧な、丸い形をした愛嬌たっぷりのアサフス・レピドゥルスです。 最長部7.6cmの大きさもさることながら、5cmの幅広サイズが魅力的な標本です。 母岩とのバランス、本体のクリーニング状態、どれをとっても非の打ち所がない標本です。 平置きで最も安定します。 |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。