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ブラヒム・タヒリLab作!今やほとんど見かけなくなったショートフォーク・コムラ(Short Folk Comura)/【tr330】
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ご覧のとおり、?ショートフォークです。以前はロングフォークと同等の玉数が出ていましたが、今や圧倒的にロングフォークの方が多くなりました。
ショートフォークを産する既存の採掘場が掘り尽くされ、玉数が激減しました。ロングフォークの価格は以前と比べて下がったものの、ショートフォークは値上がりが続いています。
そのようなマーケット事情のなか、このようなハイレベルなショートフォークを入荷することができました。最近、ショートフォークを見なくなったと感じているヘビーコレクターの皆さま、この標本と、このタイミングで出会ったことはラッキーではないでしょうか。
ご覧のとおり、完全な透かし彫りではないものの、母岩とマッチして、実に見事です。コラム・バルチンキと非常に良く似たボディに、短めのミツマタが生えている独特の風貌。
ちなみに、工房は、世界有数のブラヒム・タヒリ工房です。産地はアルニフのショートフォークを産する地域です。ショートフォークの王道があるとすれば、まさに、そのど真ん中に居座っているような標本です。
あえて、保存状態を細かく説明する必要もありません。写真を見ていただければ、その状態をお分かりいただけると思います。
ロングフォークをお持ちの方はぜひ、ショートも揃えていただきたいですね。さらにコムラ・バルチンキと陳列すれば、至極のコレクションへと高まるでしょう。
母岩のカットも見事。立てても、締まります。
シンメトリーについても申し分ありません。
今や希少性がますます高まっているショートフォークをこの機会にぜひ!
商品スペック
商品ID | tr330 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | ブラヒム・タヒリLab作!今やほとんど見かけなくなったショートフォーク・コムラ(Short Folk Comura) |
産地 | Timarzit, Alnif, Morocco |
サイズ | 本体 5.5cm / 母岩含め全体 9cm×8cm×4cm |
商品解説 | 今やほとんど見かけなくなったショートフォーク・コムラ(Short Folk Comura)です。 以前は人気という点では、ロングフォークの下位に位置づけられることが多かったショートフォークですが、ここ最近では、ショートフォークの既存の産地から、ほとんど産出しなくなったことから、希少性が増しております。 クリーニングはブラヒム・タヒリ工房が手がけたことから、ショートフォークとしては、どこに出しても恥ずかしくない逸品となっています。 |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。