- 化石 販売【HOME】
- すべての化石・販売品
- 三葉虫 販売
- ハルペス 販売
- ハーフ3D ブラヒム・タヒリ ラボ作!ハルペス(Harpes perradiatus) 三葉虫 販売
ハーフ3D ブラヒム・タヒリ ラボ作!ハルペス(Harpes perradiatus)/【tr327】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
ブラヒム・タヒリ ラボはやることが違いますね。ハルペスをあえて3D化しようというのですから。実は、工房が凄いというより依頼人が凄いのですが、それはさておいて、ご覧のとおり、スーパー3Dまであと一歩、というところまで見事にクリーニングされています。ポイントはそれだけではありません。上薬をほとんど塗っていない。だから、こんなにナチュラルなのです。置換鉱物の色がそのままご覧いただけます。ヘマタイトリッチな見事な色合いです。
母岩もコンパクトにまとまっています。標本本体以外にも気を配るところが、他とはちょっと違います。
特徴をよくとらえています。
こういう角度からあまり見ることもないでしょう。
私は、この標本の色が好きです。化石は、何らかの形で補修がなされます。原石の段階で破損・分離して見つかることが大半です(とくに露天掘りスタイル)。さらにクリーニング途中で破損し、接着するのも、当たり前と言ってよいでしょう。そんな中、運とプリッパーの実力で、無傷のものが稀にあります。そういった標本は接着痕をカバーする上薬の量も減りますので、シャープ(トゲなどの本来細い部分が細い)でナチュラルカラーを発色します。そのような標本は非常にまれなのです。
無機物でありながら、有機的な柔らかさがあります。
実にナチュラルです。時間をかけて丁寧な仕事がなされています。
ブラヒム・タヒリLabの作品は近づければ近づくほど、魅力が分かります。
ハルペスのあのブツブツ(空隙)が見事にクリーニングされています。塗ってしまうと、ああいった空隙がどうしても、もっさりとしていしまうんですよね。繰り返しますが、それが普通であり、悪いわけではありません。ナチュラルのままクリーニングするのは、とにかく時間が掛かり、集中力を要し、依頼する側からすると、コストが嵩みます。
実にすばらしい。近づければ、ぱっと見では分からなかった発見が多数あります。
あのブツブツ、一つ一つがクリーニングによってクリアライズされています。
100円玉と比べてください。いくらクリーニング機器が進化したとはいえ、これを超絶技巧と言わずしてなんという!!ブラボー!!
もちろん、このようにちょっと遠目でみても素晴らしいのですが・・・。
やっぱり近づいてみてほしい、そんな作品です。オーナーになられる方は高級ルーペ必須ですよ!
商品スペック
商品ID | tr327 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | ハーフ3D ブラヒム・タヒリ ラボ作!ハルペス(Harpes perradiatus) |
産地 | Atchana, Alnif, Morocco |
サイズ | 4.5cm(本体最長部カーブ計測) / 母岩7cm |
商品解説 | 非常に珍しい、ハルペスのハーフ3D標本です。 母岩に埋まったものは、ありますが、半分以上、浮かし彫りになっている本標本は非常にレア。 3Dクリーニングの元祖とも言える、超絶技巧集団、「ブラヒム・タヒリラボ」の作品です。ブラヒム工房と呼ばれる場合もありますが、正式には、ブラヒム・タヒリLabになります。 本標本は、同Labの技術レベルを、堪能できる、見事な標本です。 エキセントリックの形で知られるハルペスの真の姿があらわに! |
この商品を購入されたお客様のお声
今回も迅速で丁寧な梱包での送付、ありがとうございました。家を空けがちで手にするのが少し遅くなったのですが、やはり写真で見ているよりも手に取ると質感が感じられ、またいろいろな角度からの観察ができるのでいいですね。大切にしたいと思います。
神奈川/男性
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。