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3Dフィニッシュ!ホラルドプス(Hollardops) ブラヒム・タヒリLab作。/【tr326】
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スーパー3Dフィニッシュ、空飛ぶホラルドプス登場!ブラヒム・タヒリLabのテクニックが爆発。その噴射で、空飛ぶホラルドプスが登場です!
クリーニングできるところはすべてクリーニングしちゃいました。素っ裸になったホラルドプスは遊泳中です。
ご覧ください。本当に飛んでいるようではありませんか!
この飛行物体のプリッパーはブラヒム・タヒリLabです。
この角度からの写真は、この標本のクライマックスでしょう。
フライングフィニッシュだからこそ、楽しみたい、この角度。ファコプス目のティピカルな種のホラルドプスも、ここまでオシャレに変身できました。
反対も完ぺき。
どこから見ても完ぺきなのです。
母岩の抜き方もご覧ください。にくいですねぇ。どこを見てもニクいです。
複眼もご覧のとおり、最近の高性能サンドブラスターは薄皮1枚ずつ剥ぐようなプリッピングが可能です。
プリッパーの汗と努力が、クリーニング痕として残っているかのようですね。
ファコプス目らしい、いい顔していますね。
反対側の複眼もご覧のとおり
フライングフィニッシュの典型例として図鑑の載せてほしいくらい。
このあたりの几帳面さが、他とは全く違います。
いかがでしょう。前から見ても、その立体感が伝わってきますが、実際に手に取ると、眼を丸くされることでしょう。
ファコプス目のティピカルな種のパーフェクトな標本です。四角四面な方に所有していただきたい、実に"キチ"っとした標本です。
商品スペック
商品ID | tr326 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | 3Dフィニッシュ!ホラルドプス(Hollardops) ブラヒム・タヒリLab作。 |
産地 | Jbel Issoumour, Alnif, Morocco |
サイズ | 6.2cm(本体最長部カーブ計測) |
商品解説 | 完全に浮かし切った、フライングフィニッシュのホラルドプスです。世界一級のブラヒム・タヒリLab(いわゆるブラヒム工房)の作品です。ホラルドプス・・・。ファコプス目としては典型的な種の一つですが、ブラヒム・タヒリLabの手に掛かれば、空飛ぶ三葉虫に変身。クリーニングするべき個所はすべてした、と言っても全く過言ではありません。ファコプス目らしい、その複眼の精密さ。節一つひとつを丁寧に研ぎ澄まされています。これが本当のホラルドプスと言えるでしょう。 |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。