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手元に同種標本をお持ちの方はトゲの厚みを比べてください!コリハペルティス(Kolihapeltis)/【tr323】
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ほっそー、と突っ込んでください。これが本当のナチュラルの厚みです。上薬なしで、完璧なプリパレーションを施すとここまでできます。写真ではおそらく伝えきれないでしょう。オーナーになった方は、きっと最初にほっそーと突っ込んでいただけると思います。
コリハペルティスの眼の上にある小さなトゲ。同種をお持ちの方は必ずここを比べてください。いかにこの標本が繊細で完璧なクリーニングを施されているかお分かり頂けるでしょう。
「どこまでいけるかやってみよう」 プリパレーターのそんな挑戦的な野心が感じらます。
母岩が実にコンパクトにカットされています。こういうところもジャパンクオリティ。
日本人なら細部にこだわりたい。日本人の好きな言葉、クオリティ。まさにハイクオリティ。
被写界深度を浅くして、ずばっと抜いても、被写体の勝ち。繊細さ選手権、あなたが優勝です。
抜群の左右対称性。高級三葉虫の中でも特にレアなこの標本。よくここまでクリーニングしてくれました。有難う。
らしいショットです。ヴェロキラプトルの頭頂部?オバQの頭頂部を彷彿とさせる、このトゲを見た瞬間、同種と分かるわけですが、やはり、異様に細い。
限界までアップしてもこの細さ。繊細さ。1本1本、手を震わせながらクリーニングしたのが分かります。プリパーション経験者なら思うこと、「いくべきか、いかざるべきか」 その世界は真剣勝負。
100円玉と比べてください。あの角、ほんっとうに細いです。クリーニング魂全快です。プリパーレータの努力に敬礼できる方、ぜひオーナーになってください。ただたんにコリハがほしい方にはもったいない。すいません、そんなエラそうなことを言いたくなるほどの標本です。
人間の手と比べてください。持つだけで手が震えます。
上薬なし、"超"一級のクリーニングなら、ここまで細い!
商品スペック
商品ID | tr323 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | 手元に同種標本をお持ちの方はトゲの厚みを比べてください!コリハペルティス(Kolihapeltis) |
産地 | Oufaten, Alnif, Morocco |
サイズ | 5.5cm(本体最長部カーブ計測) |
商品解説 | 原石から工房、日本へのお届けまで完全にトレースできている、化石セブン品質の標本です。 本標本はオウワッキ工房による仕事です。 コリハペルティスと言えば、その反りかえったトゲでよく知られたレア標本ですが、同種の標本をお持ちの方は、ぜひ写真と見比べてご覧ください。 上薬が塗っていないため、実に細い。 いや細いのではなく、本来の厚いがコレなのです。 ここまで丁寧にクリーニングできるプリパレーターはごくわずか。 そんじゅそこらのコリハペルティスといっしょにしたのでは、三葉虫コレクターの名折れというものです。 写真をなめるようにご覧ください。 |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。