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クロフネ来航!! ついに来た!! アークティヌルス・ボルトニ(Arctinurus boltoni)/【tr319】
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真の三葉虫コレクターなら、垂涎して待ち焦がれていたのではないでしょうか。NYからクロフネ来航!! 三葉虫アークティヌルス(Arctinurusboltoni)の登場です!
彼はニューヨーク出身。本体は最長部10.5cm、幅7cmと巨大サイズ!堂々たる存在感です。
超高級三葉虫の一つであるアークティヌルス。こうやって立てて飾ると映えます!
?「アイーン!」と顔先が突出しているのは、アークティヌルスの特徴の一つであります。ヘラの形がよく見てとれますね。
そして、この三葉虫の価値を決めるのは、外殻がいかにきれいに残っているかです。体全体のブツブツをご覧ください。これ、質のよい証しなんです。かなり細やかにブツブツがちりばめられているんですよ!オーナーになった方はぜひ触って確かめてくださいね。
このように、節の先端が剣のように鋭いこともアークティヌルスの大きな特徴なんです。当たったらさぞかし痛そうです・・・。
右側、側葉部分、色が少し濃いところがあるのですが、おわかりになるでしょうか?あえて、色を少し濃くしているのです。?三葉虫の補修個所は非常に分かりにくく、なかなか判別することは難しいのですが、このように、はっきりとリコンストラクションの個所を示す修復は、潔いと感じ、私は高く評価しています。そもそも再構築が存在しない化石はほとんど皆無なのですが、個所を明確にするのは、修復技術、およびリコンストラクション技術を示したいプリパレーターの一つの矜持の表れなのかもしれません。
アークティヌルスは、ヨーロッパや北アメリカのシルル紀層で発見される三葉虫です。本標本はシルル紀中期のものです。シルル紀というと、世界中に繁栄した三葉虫の数が一気に減る時期なんですが、そんな逆境にも負けず、彼らは巨大に成長を遂げていったのです。
ところで、いきなりですが、世界三葉虫ブツブツ選手権が開催されれば、東のホプロリカス、西のアークティヌルスのいずれかが優勝するでしょう。それくらい?アークティヌルスはぶつぶつ三葉虫としても有名なんです。
全身ぶつぶつです。
このあたり、最高です。
節の最後までこのぶつぶつは続きます。できればルーペを持って楽しんでいただきたいです。繊細です。
三葉虫には縁のなさそうなニューヨーク。他のどれとも似ていない、その形状がコレクター魂を呼び覚ますのでしょう。美しくカットされた母岩が米国人プリパーレータらしい几帳面さを感じさせます。
三葉虫ファンならだれもが一度は所蔵したいと思う形。
シンメトリー、表面のディティール、分かりやすい補修個所、標本もさることながら、プリパーレータの律儀さも伝わる、大変よい標本です。
レアで?グロテスクな面々が集まるリカス目のなかでも、格別希少なアークティヌルス。三葉虫コレクターとしてのステージを確実に一つ引き上げてくれる標本です。
商品スペック
商品ID | tr319 |
---|---|
年代 | 古生代シルル紀(4億4600万 -- 4億1000万年前) |
学名 | クロフネ来航!! ついに来た!! アークティヌルス・ボルトニ(Arctinurus boltoni) |
産地 | Rochester Shale,Middleport,New York |
サイズ | 本体最長部10.5cm 幅 7.5cm / 母岩 16cm |
商品解説 | 米国の三葉虫界のKING登場! 世界的に人気のあるアークティヌルス・ボルトニのプレート化石(Arctinurus boltoni)です。 ひっじょ~に、レア、かつ米国の三葉虫界のKingと称される標本です。 右側側葉に一部補修がありますが、あきらかにその部分が分かるように色を変えて処置されています。リコンストラクションではない部分が明確に引きたてられます。素晴らしい処理ですね。 アークティヌルスは世界でも産出が少ないとされるリカス目に属し、滅多に市場に出回らないレア種として、博物館や図鑑などに登場する三葉虫です。 本体は10.5cm、幅7cmと堂々たる大きさ。 体節のブツブツがきれいに残っている上質標本です。 母岩のサイズが絶妙で、その雰囲気には品があり、アークティヌルスの上品かつグロテスクな味わいを一層引き立てます。 三葉虫コレクターとしてのステージを確実に一つ引き上げてくれる標本です。 |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。