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角で大人気のモロッコ産三葉虫！モロッコニテス・マラドイデス（Morocconites malladoide)/【tr285】
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角で大人気のモロッコ産三葉虫！モロッコニテス・マラドイデス（Morocconites malladoide)/古生代デボン紀（4億1000万 -- 3億6700万年前）【tr285】
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先端の角で大人気のモロッコニテス・マラドイデスの登場です。
名前にモロッコとあるように、モロッコ産のファコプス目三葉虫です。頭の先っぽに三角形のトゲが大胆に突き出ているという特徴があります。
鑑賞していると、何とも楽しい気持ちになる化石ですね。私だけでしょうか？？
本化石、モロッコにしか産出されないので、モロッコニテスと名付けられています。一角獣のような頭のトゲが、進化の上でどうしても必要だったようです。
古生代デボン紀に活躍していた彼ですが、この角、当時でもずいぶん迫力があったに違いありません。敵を威嚇し、攻撃していたのでしょう。
本標本がいいのは、この微妙な色が変化するところの生々しさです。ちょっといいですよね。
へばりついているようにも見えれば、攻撃しているようにも見える。なんともユニークな体制です。
頑固一徹！何か意志のありそうな凛とした顔。
このあたりの盛り上がり、お手元で鑑賞いただきたいところですね。
けっこう立体的な標本です。標本に動きがあるので、色々な想像をさせてくれそうです。
商品スペック
| 商品ID | tr285 |
|---|---|
| 年代 | 古生代デボン紀（4億1000万 -- 3億6700万年前） |
| 学名 | 角で大人気のモロッコ産三葉虫！モロッコニテス・マラドイデス（Morocconites malladoide) |
| 産地 | Atlas Mountains, Morocco |
| サイズ | 本体長さ8cm（ロングカーブ） / 母岩 9cm |
| 商品解説 | カブトムシ？いえいえ、三葉虫です。 モロッコの名前がついている通り、モロッコ産の角あり三葉虫、モロッコニテス・マダドイデス化石です。 本標本は古生代デボン紀の化石です。 特徴的なその角。上方に鋭く突き出したその様は、非常に迫力があります。 |
この商品を購入されたお客様のお声
今回初めての購入でしたが迅速な対応、ありがとうございました。子供の頃から化石が好きでしたが高価なものが多く、手が出せませんでした。念願の三葉虫とアンモナイト。眺めていると癒されます。次回もよろしくお願いいたします。
山形県／男性
三葉虫とは？
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと？
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの？
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite（トリロバイト）は、『tri(三つの)+lob(葉，房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る？
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種！
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね！
三葉虫は示準化石（しじゅんかせき）
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀～ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね！
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種（0.5～70cm）があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。
