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3Dクリーニング!棘棘(トゲトゲ)のクアドロプス(Quadrops)/【tr264】
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商品スペック
商品ID | tr264 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | 3Dクリーニング!棘棘(トゲトゲ)のクアドロプス(Quadrops) |
産地 | Morocco |
サイズ | 三葉虫本体直線計測7.5cm / 母岩最長部 12cm / 重さ 535g |
商品解説 | 4つ又の角を持ち、体幹部が非常に長い、三葉虫クアドロプス(Quadrops)の、非常に保存状態のよい標本です。 ファコプス目の中でも、最もトゲトゲとした種で、そのグロテスクさが最大の魅力です。 クァドロプスは、その複雑な形状から、スーパー3Dクリーニングを施すのが難しく、母岩と一体化したものが多い中、本標本はかなりの部分が”浮かし彫り”されており、非常にクオリティが高い標本です。 複眼など細部までよく保存されている点にもご注目ください。 |
この商品を購入されたお客様のお声
本日化石が無事届きました。Quadropsはなかなか良いものが手に入りにくく、この標本も頭部の一部の棘が無く、体側に一部大きく切れ込みがある形態などパーフェクトな物では無いことは写真では確認していました。一方、複眼や体の棘など体のパーツはよく残っていて、某オークションでは、これより悪いと思われる状態の標本が同じような額で落札されていますので、価格的にはリーズナブルで良い標本だと思います。
愛知県/男性
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。