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美品!アサフス・レピドゥルス(母岩コンパクト)/【tr225】
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いきなりですが、下向きのショット。本標本は、スタンドがなくてもこのように立ちます。ただ少し不安定です。
体節が見事に一定間隔で光陰を繰り返しています。クオリティが非常に高いものがあります。
じっくりご覧ください。
母岩はご覧のとおり三葉虫に沿って綺麗にカットされており、そのため独特の展示が可能になっています。
粘土等を使えば、このように上向きの展示も可能です。この方向には単体では自立しません。
普通におけば、このような形になります。
母岩の下に粘土を置けば、このようにも展示できます。節々を強調するにはもってこいのショットです。コレクション化石の展示では、どのように見せるかがとても大切ですよね。
対称性が分かる一枚。圧縮等は見受けられませんので、実に美しいです。
このとおり。
しつこいですか?きれいでしょう?
実に?クリーンです。
眼の突起も美しくクリーニングされています。
これは、もう、手でなぞるしかありません!
商品スペック
商品ID | tr225 |
---|---|
年代 | 古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前) |
学名 | 美品!アサフス・レピドゥルス(母岩コンパクト) |
産地 | Saint-Petersburg, Russia |
サイズ | 三葉虫本体カーブ計測4.5cm \/ 母岩横最長部7cm |
商品解説 | 保存状態良好、繊細なクリーニング状態のアサフス・レピドゥルスです。 本標本のよい点は、高いクオリティです。 圧縮等は確認されません。9つの節々が洗濯板のように完全に分離され、一定の間隔で整列しています。 母岩に沿うように若干反っていますが、気になるものではありません。模範的なアサフス・レピドゥルスです。 眼も美しくクリーニングされています。 一定色による鉱物置換で、ロシアントリロバイトらしい、質感のあるキャラメル色のベタ塗りの味わいが素晴らしい。 母岩もできるだけ小さくなるようにカットされており、どこにでも飾ることができます。 |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。