- 化石 販売【HOME】
- すべての化石・販売品
- 三葉虫 販売
- カリメネ 販売
- ネガ、ポジ両方揃っています!古生代オルドビス紀の原始的な三葉虫、カリメネ(Calymene)のノジュール標本 三葉虫 販売
ネガ、ポジ両方揃っています!古生代オルドビス紀の原始的な三葉虫、カリメネ(Calymene)のノジュール標本/【tr1318】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
こちらはモロッコで発見された古生代オルドビス紀の三葉虫、カリメネです。芋虫のような丸みのある体躯が特徴的です。大きな頭部に小さな尾部、柔軟性のない体節など、原始的な三葉虫の特徴を多分に残しています。
カリメネの仲間は古生代オルドビス紀からシルル紀にかけて生息していた三葉虫です。北米、欧州、北アフリカを中心に世界中で同様のグループの化石が発見されています。
古くから知られている三葉虫で、イギリスのダドリーにある石灰岩採石場でよく発見されていたことから、「ダドリーバグ(ダドリーの虫)」と呼ばれていたという逸話もあります。
実はこの標本は「ノジュール」です。ノジュールとは、遺骸の周囲に堆積物が集まり、丸い石のようになったものを指します。ハンマーなどで割ると、本体部分(ポジティブサイド)とその裏側(ネガティブサイド)に分かれることがあります。 こちらの標本は、その典型的な例です。ネガティブサイドには化石の裏側が付着することがあり、破壊せずに内部構造を観察できるという大きなメリットがあります。写真左側がネガティブサイドです。
ノジュールの表面を撮影しました。外側から見ると丸い泥玉のように見えることから、「マッドボール」という別名でも呼ばれています。
ノジュールに守られた標本は、酸化や風化の影響を受けにくく、良好な保存状態を維持しやすい傾向にあります。ご覧のように全形がしっかりと残っており、さらに立体的な体躯が圧縮や剪断されることなく保存されている点にもご注目ください。
ポジとネガを合わせると、ぴったりと噛み合います。
左側の本体を背に沿って計測すると7センチほどあります。
100円玉との比較。古生代オルドビス紀の原始的な三葉虫、カリメネのノジュール標本です。
商品スペック
商品ID | tr1318 |
---|---|
年代 | 古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前) |
学名 | ネガ、ポジ両方揃っています!古生代オルドビス紀の原始的な三葉虫、カリメネ(Calymene)のノジュール標本 |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体カーブ計測7cm ネガポジ合わせて5.6cm×5cm×厚3.8cm |
商品解説 | ネガ、ポジ両方揃っています!古生代オルドビス紀の原始的な三葉虫、カリメネ(Calymene)のノジュール標本 |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。