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オールドコレクション!モロッコ産の人気三葉虫、ショートフォークの母岩一体型標本。ワリセロプス・リンドエイ(Wallicerops lindoei、通称:ショートフォーク)/【tr1315】
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こちらはモロッコ産のデボン紀の人気三葉虫、ショートフォークです。頭部前方にシャベルのような三叉の突起が印象的な三葉虫です。この突起が長いタイプもあり、ロングフォークと呼ばれています。
ショートフォークは、いわゆるスーパー3Dクリーニングが施されることが多い三葉虫です。プリパーレーターの創作意欲を掻き立てる存在なのでしょう。こちらは、その技術がまだ伝播する前の時代の古い個体で、体躯の下半分が母岩に埋まった状態のものです。それもそのはず、こちらは20年以上前のオールドコレクションです。母岩一体側の標本には、取り扱いがしやすいという大きなメリットがあります。あまりにも繊細な標本だと、展示場所を移動するだけでも手に汗がにじみ、緊張しますよね。その点、母岩にしっかりと支えられた本標本は安心です。
カルモニア科のスパイニー系の三葉虫によく見られる、繊細で大胆なフリルの数々。
側面から撮影しました。頭部後方の反り返った棘も母岩に下支えされているので、安定的に展示ができます。スーパー3Dクリーニングが施されている場合、もっとも折れやすい部分です。
モンスターぶりがよく伝わる一枚ではないでしょうか。棘だらけの全身に、シンボルマークである三叉が際立っています。
母岩につけられたクリーニングのあたり痕が、良い模様となり、オールドコレクションらしい味わい深い逸品です。
三叉も母岩に支えられていますので、折れる心配がありません。
全体のバランスもよくサイズもあります。
目の上の棘、中央の棘、いずれも母岩が支えています。
やや反り返るようなポーズですね。ショートフォーク、ロングフォークともに、このように背が反ったポーズを取った標本が多い傾向にあります。
複眼のレンズも一部残存しています。
目の上の棘は、天敵から目を守るための進化の結果なのでしょうか。興味深いところです。
こちらは底面です。中央あたりがフラットになっており、良い角度で展示できます。
本体カーブ計測75ミリほどあります。良いサイズです。
100円玉との比較。モロッコ産の人気三葉虫、ショートフォークの母岩一体型標本です。
商品スペック
商品ID | tr1315 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | オールドコレクション!モロッコ産の人気三葉虫、ショートフォークの母岩一体型標本。ワリセロプス・リンドエイ(Wallicerops lindoei、通称:ショートフォーク) |
産地 | Ouarzazate, Foum Zguid, El Gara, Morocco |
サイズ | 本体カーブ計測約7.5cm (うちフォーク部分1.4cm)母岩含め全体10cm×7cm×高4.7cm |
商品解説 | オールドコレクション!モロッコ産の人気三葉虫、ショートフォークの母岩一体型標本。ワリセロプス・リンドエイ(Wallicerops lindoei、通称:ショートフォーク) |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。